(2006年12月に1泊利用)

<基本データ>開 業:2006年4月 部屋数:816室

ラスベガスから最も近い自然を楽しめる観光スポット、「レッドロックキャニオン」を目の前に望むリゾートホテルが、ここ「レッドロック カジノ・リゾート&スパ ホテル」です。
ラスベガスの中心部(ストリップ通り)からは車で約30分から40分掛かりますので、レンタカーを利用しない方にとっては宿泊ホテルとしての選択肢にはなり得ないかもしれませんが、車を利用されるラスベガス旅行のリピーターの方で、「ストリップ通りのホテルではなく、たまにはのんびりと滞在を・・・」と思われる方には、自信を持ってお勧めできる素晴らしいホテルでした。

フロントはとても広々としており、カジノからも少し離れた場所にありますので、さすがはリゾートホテルといった落ち着いた雰囲気です。
右の写真は泊まった部屋から見えた景色です。このホテルは、周りに何も無い所にポツンと一件だけ建っているという感じなので、レッドロックキャニオン側にしてもらってもストリップ側にしてもらっても、きっとどちらでも窓からは広大な景色が広がり、ゆったりとした気分を味わうことができ、落ち着けるのだろうなと思いました。
フロントの方もバレーの係員さんもみんな親切で、とても感じが良かったです。

レッドロックホテルのスタンダードルームの写真です

落ち着いた色調の部屋は、リゾートホテルらしく、”くつろぐためのスペース”というコンセプトなのだろうなと思うことができるほど、全体的にゆったりとしていて、クイーンサイズのベッドが2つ、枕が4つ、クッションが3つ、足置きのようなクッションが1つずつあります。また、ベッドの足元に、ちょうど荷物置きに使えるような台があります。写真ではわかりにくいですが、ラスベガス中心部のホテルのスタンダードルームと比べたら、1.5倍ぐらいの広さかなと感じました。

ハウスキーピングは一日2回。右の写真は、2度目のベッドメイキングの際に枕元に置かれていたチョコレートです。これはウィンラスベガスホテルと同じサービスです。このレッドロックホテルでは、このチョコレートのサービス以外にも色々とウィンラスベガスに似ている部分があって(系列ではありません)、興味深く思いました。またこのベッドメイクの際、「明日の天気予報チェックシート」に、手書きで天気と最高・最低気温、風の強さが書かれており、良いサービスだなと思いました。
枕元のテーブルの上にある時計は、ラジオは勿論、自分で持ってきたCDを入れても聞けるようになっています。ベッドの両脇にあるライト(2つのベッドで計4つ)は、角度を変えることができるもので、何かを読んだりする時に手元を照らすことができ便利でした。照明に関しては、部屋中がとても明るくなるな~という印象を受けました。ラスベガスの(アメリカの)ホテルでは、部屋の明かりが間接照明程度にしかならない所が多いですが、やはり明るいと快適です。

洗面シンクは2つあり、ちゃんとタオル掛けもあるので便利です。角度が変えられる丸い鏡(拡大鏡)が壁側にあり、この鏡は電気まで付くようになっています。アメニティグッズにはソーイングセットもありました。
シンクの下にはスリッパと体重計がありました。スリッパがあるというのもウィンラスベガスと同じですね。ドライヤーもここに置いてありました。丸い鏡の下にコンセントがあるのでここに挿して使います。ドライヤーのコードがかなり短いので、背の小さな人や極端に高い人にはとっては少し使い辛いと思います。
バスルームは、シャワーブースとバスタブが分かれており、シャワーは角度を変えることができるので浴びやすかったです。バスタブは深めで、壁には小さな液晶テレビも付いていたので、ゆったりと浸かることができました。お風呂の蛇口は(洗面シンクの蛇口も)とても勢いが良く、かなり遠くをめがけて出てくる感じでした。
トイレは横にスライドする扉(引き戸)付きです。アメリカではまずお目にかかれない、流す音がかなり小さいタイプでした。

ベッドから向かって正面にはパナソニックの薄型テレビがあります。薄型の壁掛け式テレビは、見やすさも勿論ですが、据え置き型の大きなテレビと比べて部屋のスペースを取らないといった面でもメリットがあって良いですね。テーブルは、横幅が2メートルほどある大きなもので、椅子もありますのでここでちょっとしたデスクワークなど、作業をする人にとっても使い勝手が良いと思います。また、その隣にはレッドロックホテルオリジナルのお菓子とお水(どちらも有料)が置いてあります。このお菓子の置き方も、「ウィン・ラスベガス」にそっくりです。冷蔵庫はアルコール類やソフトドリンク、チョコレートなどがビッシリと入った状態で、取り出すと課金されます。この冷蔵庫の上(お菓子の横)には、カクテルグラスとシェーカーまでありました。

窓のそばに大きめのソファがありクッションが2つあります。ソファの脇にある照明は、細い棒(柱)を触ることで3段階に明るさが変わるものです。カーテンは残念ながら電動ではありませんでしたが、ほぼ天井から足元までが窓ガラスになっているので、景色がとても広大に見えて良かったです。
クローゼットの中とバスルームに1着ずつバスローブがあり、「下の売店で100ドルで買えるよ」という札が掛かっていました。このバスローブ、タオル生地で気持ちが良く、着心地が良かったです。クローゼットの中には他に、セキュリティボックス、アイロン、アイロン台があり、扉の内側部分は鏡になっています。

カジノフロアやロビーフロアからエレベーターに乗る際は、部屋のカードキーを差し込んでからじゃないとボタンが押せません。
客室は縦長に配置されており、エレベーターホールが一番隅にあるため、ここから離れた部屋になると、かなり長い距離を歩くことになります。
客室のドアは、通路には面していない部屋が多く、通路から3メートルほど奥に向かい合わせにドアがあります。ドアを開けるとすぐにベッドがあるという部屋の構造になっているので、このレイアウトはよく考えられているな~と思いました。
右上の写真は電気のスイッチと「Don't Disturb」のスイッチです。通常は「Don't Disturb(起こさないでください)」の札は、部屋の外のドアノブにかけておくのが一般的ですが、新しいホテルではこのように、部屋の中にあるボタンを押しておくとドアの外の呼び鈴あたりにランプが点いて、ハウスキーピングの人に知らせておくことができるというシステムが導入されつつあるようです。
左下の写真は、朝、ドアノブに新聞が掛けられていた時の写真です。新聞がドアの下に挟むように(またはただポンっと)置いてあることは珍しくありませんが、このように袋に入った状態で新聞を届けてくれるホテルは初めてで、ちょっとしたことですが、このホテルが細かい部分まで気を遣ったサービスを提供してくれているということの表れのように思いました。

【「レッドロック・カジノリゾート&スパ・ホテル」について総合的な感想】

「どうしてこのような何も無い所に、こんな巨大なカジノホテルを一軒だけ建てたのだろう?」
ホテルに入るまでは、いや、ホテルに入ってからもしばらくは、この疑問は消えませんでした。しかし、ここで時間を過ごしているうちに、段々とこのホテルの「良さ」がわかってきて、このホテルのコンセプトが理解できた気がします。
僕にとって”ラスベガス”という街のイメージは、郊外のカジノホテルにも足を運ぶようになってからも、やはり、「賑やかで華やか」という言葉が似合う街という印象です。しかし、この賑やかな街にいると、「なんだか人が多すぎていやだ」と思われる方もいるでしょうし、「窓の外で夜中じゅうネオンが輝いていると落ち着いて眠れない」と思われる方もいるかもしれません。ここ「レッドロック・カジノリゾート&スパ・ホテル」は、その名の通り「リゾートホテル」です。「リゾート」を辞書でひくと、「保養のための」とあります。同様に「保養」を辞書でひくと、「からだを休めて健康を増進すること。美しいものを見たりして心をたのしませること。」とあります。まさにこのホテルは、「のんびり過ごしてリラックスするためのホテル」なのです。
スタッフの気遣い、部屋の造りなど、細部に渡って「のんびりできる」ようにサービスを提供してくれていると思えるホテルで、僕たちが実際に滞在したのは一日だけ、旅のちょうど中日(なかび)あたりでしたが、この日はとてもゆったりとした時間が流れ、リラックスできた気がします。宿泊料は僕たちが泊まった日は179ドル。この料金はかなりお得感がありました。
カジノは、郊外型ホテルのカジノにしてはテーブルゲームのレートが高めに設定されており、やはり高級志向なのだと思われます。夜になると、ブラックジャック・ルーレット・クラップスでそれぞれミニマム5ドルのテーブルが無くなり、ミニマム10ドルのテーブルが主になりますが、ミニマム25ドルのテーブルでも賑わっていて、郊外型カジノにしては非常に珍しいなと思いました。スロットマシンは、整然と並んでいるわけではないので、種類がかなり多いように感じました。整然としているのもきれいですが、雑然としていると、「こんな台もあるんだ!」と見つける楽しさがある気がします。
このホテルには、大型ボールルームや会議室があるのでビジネス利用の需要もあると思われます。また映画館もあり、特に昼間は地元ラスベガスっ子達が映画を観に親に連れられて来ることも多いように思いました。このようなところからも、ここはただのカジノホテルではなく、ビジネス客、そして地元ファミリー層までをターゲットとしたホテルと言えます。
カジノの脇にレストランやバフェ、カフェがあり、映画館の手前にフードコートもありました。このフードコートはカジノに面しており、境目に特に壁があるわけではないため、フードコートからカジノがよく見えますし、子供連れの家族がフードコートで食事をしているという光景を見ると、ショッピングモールにでもいるような錯覚に陥りますが、その背景にはスロットマシンが燦然と輝いているので、「やっぱりここはカジノなんだ」と我に返ります。レストランは、外装・内装ともにデザインが凝っているオシャレな所が多く、ドレスコードのあるレストランもあります。
この「レッドロック・カジノリゾート&スパホテル ラスベガス」は、2005年にできたラスベガスの最高級ホテル「ウィン・ラスベガスホテル」の良い部分を上手に真似して高いクオリティを誇りつつ、郊外型カジノのアットホームさと、リゾートホテルらしさを併せ持っているため、非常に魅力的なホテルになっています。通常、一つのホテルだけでのんびりと滞在することがほとんどないラスベガス旅行「ラスベガス旅行のリピーターで、車(レンタカー)の利用者で、『ちょっとだけ普段のラスベガス旅行と違った滞在を味わいたい』と思われる方」にはお勧めできるホテルです。

レッドロック・カジノリゾート&スパホテルのバフェ 「FEAST Buffet」

クリスマススペシャルとして、通常よりも値段が少し高めで、内容はその分充実していたのだと思いますが、それでも税込みで一人20ドルでした。夕食で利用しましたが、とにかく種類が豊富で、大満足のバフェでした。「カジノのプレイヤーズカードはある?」と聞かれ、提示すると2ドル割引してもらえます。
料理は中華、メキシカン、アメリカン、インターナショナル、アジアなど、それぞれブースごとに分かれています。サラダは真ん中に専用のブースがあり、充実していました。お寿司もあり、巻き寿司だけでなく、マグロ、サーモン、カニ、エビ、白身などの握り寿司もあります。お箸もありました。デザートの種類も多く、アイスクリームのコーナーでは、バニラジェラートやマンゴーシャーベットなど、10種類ぐらいのアイスクリームがあり、係りの人に頼んで取ってもらいます。ソフトクリームは自分でコーンに入れて取るようになっています。

レッドロック・カジノリゾート&スパの24時間カフェ 「GRAND CAFE」

24時間営業のカフェがカジノの脇にあります。店内に入るとまず目の前に、ケーキやパンが並べられているガラスケースが目に入ります。ここで買ってテイクアウトすることも勿論可能です。
カフェ部分は、入り口から入って左側に席があります。ソファの席も多く、店内はキレイでオシャレなわりに料理の値段がかなり安めに設定されていることもあってか、時間帯によっては数十人が待っていることもありました。
朝食メニューは種類が豊富なのも嬉しいですし、値段も、オムレツ(トースト等が付いてきます)が全て7.99ドルと、ファミリーレストランと比べても2ドル程安く設定されています。
コーヒーはポットで持ってきてくれます。紅茶もティーバッグを2つ、ポットに入れたお湯と一緒に持ってきてくれます。左の写真は朝食メニューのほんの一部ですが、「Skillet」という、フライパンに乗せられて来るものがありました。右の写真は「Ham Steak Skillet」で、大きな骨付きハムに、卵料理とポテト、トーストが付いています。ハムはジューシーで美味しく、これで7.99ドルは、かなりお値打ちだったなと思います。

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