フラットさんのラスベガス旅行記3
(1999年4月28日〜5月3日)

 

 まさしさんのホームページをごらんの皆さんこんにちは!

 GWにまたラスベガスへ行ってきました。これが去年から通算6回目のラスベガスで、今までのなかで一番長い滞在となる6泊でした。また、今までは全てミラージュに泊まっていましたが、今回は前3泊をミラージュ、後3泊を同じミラージュ系列のベラジオに泊まりました。では、ラスベガス体験記をお楽しみ下さい。(*^_^*)

99年4月28日(水)

 ロサンゼルスからユナイテッドのシャトル便でラスベガスへ。ラスベガスマッキャラン空港へ着陸すると春にオープンしたばかりのマンダレイベイに夕日が反射しており、遠くには今秋オープンするパリスのエッフェル塔が見える。成長し続けているラスベガスを感じる。
 機内を出てターミナルへ入るといつものようにスロットマシンが目に飛び込んでくる。それを横目にトラムに乗りバッゲージを受け取りタクシーでミラージュへ。ミラージュへ着きバッゲージをベルボーイに預けチェックインカウンターへ。いつもならカウンターの奥にある水槽を多くの人が覗いており混み合っているカウンター付近も水槽が工事中であり閑散としている。さっそく予約番号を告げチェックイン。今回の旅行は、子供を含む家族4名なので部屋を2室予約している。部屋代はクラブミラージュ(スロットクラブ)での前回プレー実績により1室がルームコンプ、もう1室がカジノレート($79/平日、$109/週末)である。コネクティングをリクエストしてあったので確認すると既に一杯で用意出来ないとの返事。小さい子供がいるので何とかならないかと粘ると何処かへ電話した結果コネクティングが確保出来る。希望の上部階ではなく4階であったがエレベーターに近いので了解する。部屋へ入り、ベルデスクに電話しバッゲージを運んでもらい荷物を整理し戦闘準備完了(^o^)。

 夕食までの1時間さっそくカジノへ。まずは、全体を巡回する。昨年秋から工事していたサンバグリル(ブラジル料理)が完成し、それにともないテーブルゲームがサンバグリル入口付近にも設置された。他には従来のルーレットが1台シングルゼロの新型に変わっているが、控除率の関係でミニマム$25(インサイド)となっていた。この台はプレーヤーの手元にクラップスのようなカップホルダーとチップ置きが組み込まれており木目の素材もよく良い雰囲気だ。スロットマシンには大きな変化は見られなかった。運試しに$5スロットから始めるがものの1分で玉砕!その後、ルーレットと$1スロットを少しプレーした後、ミラージュバフェで夕食。相変わらず見慣れたメニューが並んでおり慣れてしまうと新鮮さがなく食欲もわかない(それより隣のカジノが気になる)。

 昨日は夕方まで仕事をしてそのまま来たが機内では一睡もしていないので食事を済ますと睡魔が襲いかかってくるが、カジノで遊ぶという悪魔の方がはるかに強いから面白い。重い足を気力が引っ張っていく。BJ、ルーレット、$1スロットを転々とプレーするが、これといった感触もなく負けてしまう。今回は長期なので資金配分を考えると、先が心配になる滑り出しである。BJで居眠りを2回ほどしたので部屋へ帰り寝る(4時すぎ)。寝かけると妻が私の鼻をつまみ「イビキがうるさくて寝られない。子供が起きてしまう!」と怒っている。普段はイビキなどかかないので疲れと乾燥が原因だろうが、「俺にどうしろって言うんだ」と言いシーツを頭までかぶり寝る。

 

4月29日(木)

 10時起床。完全に疲れはとれていないのに、気持ちが高ぶり目が覚めてしまう自分がこわい。ルームサービスで食事をとり、妻達はいつものようにモールへ買い物、私はカジノへ。前回から狙っていたトリプルキャッシュという$1スロットでプレーすると$50分ほど廻したところで「トリプル+赤7+トリプル」をゲット!赤7×3枚=$400×3倍×3倍=$3600だ!税金$1080を天引きされ約$2500が$100紙幣でスタッフから私の手のひらに「ワン・ツー...」と積まれていく。何度体験しても爽快だ。早い時点で大物をゲットすると精神的にも楽になる(これが後ほど後悔する事になるとは....)。

 ここぞとばかりにコンプ狙いもあり$1000予算で$100BJに挑戦する。最初少しへこんだもののバトル状態が続きダブルなども成功し手持ちが$2500になる。$100BJは緊張感に耐えきれず楽しむという雰囲気ではないので、勝ち逃げを決め込み全部チップを交換する。スロットに続き好調だ。

 これで$1000と$500の高額チップが手に入った。テーブルゲームでのコンプ実績を積むには、テーブルに座った時に高額チップを出して両替するのが効果的である。こうすると目立つので直ぐにピットボスがメンバーカードを求めて来るし、顔を覚えられ頻繁にチェックされるようになる。さらに、最初の10分位は先方もまめにどれ位賭けているかを見ているので少し多めにベットするようにしている。(本当に効果がるのだろうか?)

 午後は子供と約束のサーカスサーカスへ行き、アーケードゲームとサーカスを楽しみ景品のぬいぐるみを抱えミラージュへ戻る。はじめてサーカスサーカスへ行ったのだが、カジノはフレンドリーな雰囲気で良さそうだ。これで近かったら遊びに行くんだが、場所がどうも中途半端で行く機会がない...。

 夕方、このホームページで知り合った三好さん家族に会いに待ち合わせのラクソー(ルクソール)へ向かうが、ミラージュのタクシー乗場が長蛇の列である。先ほどのサーカスサーカスからの帰りもタクシーが来ずに20分程待っていたが、マンダレイベイなどのホテルが次から次へ完成したのと、相変わらずの渋滞でタクシーの絶対数が足りないのではないだろうか?これでは週末が心配だ。そんな事を考えながらタクシーでラクソーへ行き、三好さん家族と合流し食事をする。三好さんはボストンに滞在してからベガスへ来られたのだが、ベガスに着いた早々にお子さんが病気になり大変だったそうです。機内での気圧の変化や温度や湿度など環境の変化に対応出来なかったのだろうか?それでもお会いした時は既にほぼ元気になっており、同じ子供を持つ自分としてはホッとした。ご主人と夜モンテカルロでカジノをご一緒する約束をし一旦ミラージュへ戻り、ミラージュで簡単に遊ぶが昼の勝ちで気が大きくなっているのか良いとこなしで負けてしまう。特にBJは散々たる状況だ。これはまずいと早めにモンテカルロへ移動しBJとルーレットで遊ぶが、ここも同じ...。三好さんのご主人と再度合流し¢25スロットで2時間程度遊ぶが平行線。三好さんと別れミラージュへ戻ろうとタクシー乗り場へ行くとスコールでタクシー待ちの客で溢れているがタクシーは来る気配なし。これはまずいと思い、トラムでベラジオへ移動しベラジオからタクシーに乗りミラージュへ戻る。ミラージュでもタクシー待ち状態であり、さすがベラジオだと関心しながら近い距離なのでチップをはずむ。再度ミラージュで奮闘するが少し負け4時就寝。明暗がはっきりした1日であった。

 

4月30日(金)

 今日は妻待望のファッションアウトレットへ行く日だ。いつもはNYNYから出ているシャトルバスを利用しているが、帰りにNYNYから荷物と子供を抱えタクシーに乗り換えるのが大変だったり、現地での滞在時間が短いなど不評なので、今回はツアー会社が企画しているツアーに申し込んでおいた。これならホテルまで送迎付きなので往復のタクシー代も考えれば費用も変わらない。12時半に約束の北口で待つが、これがラスベガスかと思わせるほど寒く、今回はこの寒さに家族や私も少し体調を崩してしまった。迎えのバスが来てこのまま行くのかと思うやホリデーインで降ろされチケットカウンターで料金を支払い待っていると名前を呼ばれバンに乗り込む。今日は全部で私たち家族4名を含め他に外人2名の計6名だ。バスとは違いバンバン飛ばせるので30分強で着く。いつも定番のラスベガス大全お勧めの「戸越」で食事を済ませ、妻達はショピング、私は子供の面倒をみる。これも仕事だと思い我慢我慢...(^<^)。ジョンストン&マフィーで靴を見るが私の幅広い足(3E+@)にあうサイズはなくがっかり。体型が日本人離れしている私にとってアメリカは格好のショッピングチャンスだが靴ばかりは日本人ばかりでなくアメリカ人離れもしているようだ(^_^;)。

 快調なドライブでミラージュへ戻り、家族をカリブカフェに連れて行きオーダーを済ませ、私はホームページで会う約束をした岡村さんとの待ち合わせ場所のミラージュ玄関内のマーメード像へ。約束の時間より5分ほど早いがそれらしい日本人2人組がいる....。男性は紫系の派手なジャケット、女性はしゃがんでタバコを吸っている。禁煙場所ではないのでタバコは問題ないが、海外のホテルでしゃがんでタバコ吸う奴を見るのは珍しい。こりゃどうみても日本人だなぁと思うものの、こちらからは声を掛けにくい。そんなんで焦っているとタバコを吸い終わるとさっさと外へ出ていった...。それと、入れ替わりのように岡村さんが現れる。よかった、ふっ〜(^.^)。

 挨拶もそうそうにBJをしながら色々とお話をする。最初のテーブルはどうもぱっとしないので、私がいつも遊んでいる2デックの手配り(プレーヤーのカードも伏せて配る)のテーブルへ移動する。このテーブルは結構調子が良く、お互いチップを増やしながらカジノ談義をする。岡村さんは私と同じように結構ベガスへ通っており、BJ専門で各カジノを転戦されているらしい。また、日本人ディラーに知り合いもおり色々裏情報も知っていますので、みなさんも解らない事があったらお聞きになっては如何でしょうか?いいですよね岡村さん!

 そんな感じで数時間プレーし岡村さんとも別れ(お互い結構儲かりましたね)、母を部屋に迎えに行き一緒にカジノで遊ぶ。母はスロット専門だで英会話が出来ないので、常に私が近くにいないといけないので大変だ。やれ、温かいお茶が飲みたいだとかツアーの添乗員のように使われ落ち着いてプレーが出来ない。一緒にスロットをやっていても不調なのでテーブルゲーム(BJ)へ行くと話すと、その前に温かいお茶とタバコがほしいと言うのでカクテルガールにホットティー(ハニー&レモン)とたばこ(パーラメント)を注文し母にチップ用に$1紙幣を数枚渡す。BJをしていると何やらカクテルガールと揉めている母が見える。直ぐ戻るとディラーに告げ、何事かと見にいくとタバコ代がいくらか解らずにカクテルガールと両替のおばさんまでを巻き込み揉めている。ドリンクのチップと合わせてカクテルガールに$4払ったら何やら言うので足りないと思い$1足し、それでも何か言われるので同じ繰り返しで$10近くになったらしい。そこで、今度は$10は高いとなり揉めたようだ(^_^;)。よく聞くとタバコはドリンク同様に無料らしい。母はそれが解らなかったのでどんどん高額になり、カクテルガールにしてみればそんなに貰えないとなった次第だ。$2渡して一件落着。私はタバコを吸わないので知らなかったがミラージュやベラジオでは無料らしい。母は去年のGWも一緒に来たが今までお互い知らなかった。それなら、タバコ代だけでも浮いたのにとジャクポットを逃がしたような嘆きようだった。みなさん、知ってました?

 そんな母と一緒に5時まで遊んで今日は終了。やはり、落ち着いてプレー出来ないのもたたり負ける。明日はベラジオへ移動するので今夜がミラージュは最後になるが、集計するとスロットの儲けが有ったもののBJ不調もあり若干の儲けに終わる。まぁ、良しとしよう。

 チェックアウト前にクラブミラージュ(スロットクラブ)へチェックアウトするのでチェックしてくれと頼むとキャッシュバックのみだと言われる。今回は3泊で1100pなので既に1室はルームコンプされていることもありこれ以上のコンプも無理だろうと交渉もせず$110のキャッシュバックを受ける。その後、テーブルゲームのカジノホストのことろへ行き交渉するが何やら言われ、身振りではダメだといった感じであった。まぁ、テーブルゲームも1時間以下の短いプレーを転々としていた程度なので無理だろうと思ってはいたが...。その足でチェックアウトすると全部で$200しか請求されない!明細を見ると電話代やクリーニング代のみである。なんだちゃんとコンプされているじゃないかと微笑む(*^_^*)。ベラジオへ移動するタクシー内で明細書を見直して気づいたがルームチャージにした食事時のチップが1回分しか計上されていない。チップはコンプされないので、もしかしたら2室のうち1室分のみしか精算されていないのではないのかと思う....。まぁ、それなら後からカードに請求が来るだろう。

 帰国後カード会社に確認したら、しっかりこれとは別に$400近く請求されていました(>_<)。結局、ミラージュでは滞在中の実績では何もコンプされなかった!

 

5月1日(土)

 昼前に起き荷物をまとめてベラジオへ移る準備。自分ひとりなら5分もあれば終わるのだが買い物好きの妻と母が一緒ではちょっとした引越だ!何か今日は引越で終わってしまいそうな感じがする。やっとの思いで荷物をまとめ、ベラジオへタクシーで移動。正面エントランスから入るのは始めてだが、ベルボーイの雰囲気がベラジオの豪華さを感じる。外光を取り入れた明るいカウンターでチェックイン。部屋は是非とも噴水の見えるレイクビューにしたかったがコネクティングはソールドアウトとのことで、渋々22階のプールビューのコネクティングで了解。しかし、部屋へ行ってみるとフロアの端でエレベーターから遠い!しまった、いつもは必ずエレベーター近くを頼むのだがレイクビューがないのにがっかりして忘れていた。今さら、フロントへ行きチェンジするのも面倒なのでここで良しとする。ミラージュと比べると部屋幅と奥行きが共に1〜2mほど広い。このゆとりが結構広く感じさせる。また、単独のシャワーブースもあるし、客室にはデスクもある。電話も2回線用意されている。なお、窓は開かず下部に換気用のレバーがありこれにより外気が導入可能だが、バスルームには換気扇がないこともあり充分な換気は出来ない。空気が循環しないと息苦しくなる方にはベラジオはちょっとお勧め出来ない。

 やっとの思いで納めた荷物を開封しクローゼットに納め、評判のバフェへ向かう。その前にちょっと済ませておくことがある。それは、スロットのクラブベラジオとテーブルゲームのカジノオフィスへ行き両カードを発行するのと、滞在中のバフェVIPラインパスを貰うことだ。まず、スロットクラブカウンターでカードを発行してもらう。ID(パスポート)を見せ簡単に完了。実はベラジオオープン時にミラージュからベラジオのスロットカードが送られて来ていたのだが全く使わないまま紛失しているので、再発行でもよかったのだが新たに作った。今思うと、そのカード番号ならミラージュでの実績(ゲストレベル)がインプットされていたのかなぁと気になっているのだが...。続いてテーブルゲームのカジノオフィスへ行くが何とも重厚な部屋で圧倒される。テーブルゲームのカード番号はミラージュ系は全て同一であり、ただカードデザインが各ホテルで異なっているだけであるが、折角なので発行してもらう。合わせてミラージュでの実績をもとにVIPラインパスを頼むが、それはカウンターではなく奥の重厚なテーブルに座っているスタッフに言えとのことだ。テーブルには某オリンピック協会のサマランチ委員長のような風体の年輩の男性が構えている。どうも年輩の男性は柔軟性がないイメージがあり苦手だ。それに数千万円単位で遊ぶ奴以外は客でないというような無言の圧力を感じる。片言の英語で粘るとやっとOKになり、引き出しからハガキ大の用紙を出し氏名などを書き始める。ミラージュのVIPラインパスは名刺大のカードサイズで1日限りのパスは今回貰ったハガキ大の用紙であるので、これはこちらの趣旨が伝わっていないのかと話し掛けるが、どうも理解されない。ベラジオではこれなのかとも思い、それを貰い内容を確認すると日付が当日限りになっている。そこでチェックアウトまでのものをほしいと言うと、1日分しか出せないので毎日ここへ来いと言われ渋々引き上げる。

 バフェへ行くとピーク時間を過ぎているのか一般ラインも空いている。バフェは品揃え味ともに評判通り最高だ。また、ナプキンも布を使用しているしスタッフも質が良い。簡単に食事を済ませ、ミラージュのカジノオフィスを通じ予約してあった今日分のショー「O」(オー)のチケットを受けにチケットブースへ行き受け取る。座席番号を見ると中央の前方でなかなか良い席である。土曜日の夜だが、なかなか気を使ってくれたと上機嫌!

 バフェで妻達と別れショーまでの3時間を利用しカジノへ!まず全体を見て回るが通路が広い、それと各ゲームが解りやすく固まって配置されている。スロットもボーナスゲーム付きやワイルドカード(ダブルやトリプル)系など分類され固まって配置されており解りやすい。また$5マシンまではハイリミットコーナーではなく一般台として整然と並んでいるのもベラジオらしい。ルーレットは普通のダブルゼロタイプ、BJは早朝には$10台もあるが通常は$25からだ。ただし、私の好きな2デックの伏せて配る台は無かった。オープンならあるが...残念。
 まずは、$300予算で$25BJから始めるがそこそこに勝ったり負けたりしながら、$1000になったので退散。ここでも$1000を獲得出来た。ルーレットや$50BJを転戦するが先の$1000チップなど一瞬にして溶け去り更に$1000近く持っていかれる。
 これは流れが悪いと感じ、約束より少し早いが部屋へ戻る。着替えているとカジノオフィス(ジャパンマーケティング)から連絡があり「O」のチケットを届けたいとの事!それなら既に受け取って来たと伝えると「そうですか・・・?」との返事だが、良い席を確保出来ているので結果良しと思い電話を切る。7時半からの「O」を妻とふたりで見に行く。なかなか見応えのあるショーだった。これなら$100も納得出来る。特に最初の幕の開き方からビックリし感動が始める...。ステージが大きな水面(地下式の水槽)を使ったサーカス的なショーなのだがミスティアと同様に、一言ではとても表現出来ない。ただ、日本で見ているサーカスやショー(宝塚・劇団四季他)などとは次元が違うし、そういったものには全く興味無い方でも是非見てほしいと思う。後悔はしないので、是非ご覧あれ。ベガスをカジノだけの街と思っている方に特に声を大にして言いたい!とにかくベガスは大人を楽しませるものが充実した街である。ベガスへ行く前は「ベガスなんか1回行けば充分」なんて思っている方でも経験すると又行きたい気持ちにさせる不思議な魅力がある街だ。

 ショーが終わりヌードルショップで食事を済ます。アジア各地の麺があると聞いていたので日本ラーメンもあると思い込んでいると「うどん」しかない!確かにこれは日本式ヌードルだが...。そこで前菜に粥とチャーシューメンを注文する。粥は結構いける。特に母は気に入ったようである。
 さぁ、本腰を入れてベラジオに挑戦開始だ。母が一緒なので$1スロットで遊ぶが、スロットブースは閑散としており何か出るような気がしない。案の定、小物も出ずに遊ばしてくれない。しかし、母は5TIMESやオデッセイのスロット(ゴリラのやつ)で$100軍資金で1時間くらいづつ遊んでいる。ポイントもひとりで300pも貯めているではないか!それに比べ私はトリプルキャッシュや好きな台を転々とするが簡単に$100が溶けていく・・・。このままでは、母に付き合っている内に大負けしてしまうので、近くの$50BJやルーレットで遊ぶが全く良いところなし。母は、上部の円形のボーナゲームがありランプが配当が書かれた盤を回転し内側を向いた指のマークに止まると、一段内側の高額ゾーンへ移動し、更にもう一段内側へ入ると数百ドルの最終ゾーンでその中の指マークに止まると最内の$1000というマシーンでプレーしていた。ポイントもこのマシーンだけで200p近く貯めている、そんな母に目を配りながらカジノ内をうろうろと徘徊していると、彼方にいる母のマシーン上部の白ランプと青ランプが点灯しているではないか!これは$600以上のアテンダントペイ(私の旅行記をご覧頂いた方はご存じだと思いますがマシンに表示された額以上を当てるとその分のみはスタッフから手渡しで現金にて支払いがされます)の表示だ!慌てて駆け寄るとボーナスの$1000をゲットしたらしい。でも、本人はあまり実感が無いようであった。まぁ、スタッフから手渡しで$100を「ワン、ツー...」と渡されれば嫌でも実感がわくだろう。ベラジオのスロットは母にとって長く遊べて相性が良いようだ。朝5時になり、通路の掃除も始まり今日は終了。$2500も負ける!なんとも消化不良のような気持ちで眠りにつく。

 

5月2日(日)

 いつものように11時に起こされる。日本でなら、疲れているのに毎日5時間少々の睡眠で起こされれば怒るところだが気分良く起きてしまう自分が怖い(^_^;)。それと、今回子供の睡眠は1時就寝11時起床のパターンのようだ。さて、ブランチにバフェへ向かうが、その前にスロットのクラブベラジオカウンターへ行きVIPラインパスを頼む。すると、責任者がハイリミットコーナーにいるのでそちらへ行けとのこと。そこへ行き交渉すると、簡単に最終日までのパスを貰えた。情けない話しだが、これは母のおかげだ(笑)。バフェへ向かうとサンデーブランチで長蛇の列!きっと1時間は掛かるだろう。しかし、この列を尻目にVIPラインから悠々と入る。レジにいると一般に並んでいた外人の女性が「どうやったらここから入れるのか?」という様な事を聞いて来たので(想像)、「カジノで2000ドル以上負けたからだ!」と言ったら、親指を上へ向けながらにっこりと笑われた。昨日は美味しいと思ったベラジオのバフェも2日続くと飽きてきた感じだ。

 今日は妻達(母と子供一緒)が再度ファッションアウトレットへ行くというのでNYNYからのシャトルを予約しておいた。私は、夕方から某ネットのベガスオフへ向かう予定だ。しかし、子供がやたら機嫌が悪いと思っていたら咳が出て軽い熱がある。子供にとって長期となると慣れない土地でもあり精神的に辛いのかもしれない。そこで、大事を取って子供は自分が部屋で面倒を見ることにし妻達は午後から買い物に。そんなんで今日は夜までカジノへは行けそうにないが、自分にとっても疲れが溜まっており良い息抜きかもしれないと思いながら子供と寝る。7時頃になり妻達もまた大きな袋を抱えて帰って来た。どうやって日本へ持って帰るつもりなんだろうか!? しかし、文句は言わない。日本へ帰るまでは我慢、我慢。子供のこともあり夕食はルームサービスにする。食事を済ませ、カジノへ!しかし、母も付いて来る・・(^_^;)。

 スロット、BJ、ルーレットと遊ぶが昨夜同様に全く良いところなし。何をやっても、あっけなく負けるともう打つ手がない!次から次へ$100札が消えていく。もう気力も失せてきたので$2のビデオポーカーでチビリチビリと勝ち負けを繰り返しながら時間が過ぎていく。このマシンは結構遊ばせてくれ、$100予算で1時間近く打てたが、4カードが一度も来ずに負けてしまうかと思った時にストレートフラッシュが来て300枚($600)になったのでペイアウトする。始めてチェンジブースへ行った。ビデオポーカーはポイント換算率は悪いもののゲームアクション数(1回5枚掛け)が多いのでポイントも結構溜まった。母を捜すと、昨夜のようにはいかず負けている。明日は最終日で例により徹夜なので、今日は早めに4時就寝。結局、昨夜と同じくらい負けてしまった(>_<)。

 

5月3日(月)

 子供も朝にはすっかり元気になり部屋の窓からプールを見ながら連れて行けとうるさい。しかし、風邪気味なので連れても行けず適当に誤魔化す。去年は毎日プールに入れたのに今年は最初の数日は寒いくらいで、プールにも入れずがっかりだ。プールサイドでボッ〜とすると結構疲れが抜けるんだが...。それにベラジオのプールも経験してみたかった。そこで、入らないことを言い聞かせ、プールサイドまで子供を連れて行き見てくる。結構大人の雰囲気のプールだ。ここで子供と遊ぶのは気が引ける感じ。部屋へ戻り、ルームサービスでブランチを済ませ、妻達はベルツファクトリーへまた買い物。その隙に私はカジノへ。

 う〜ん、何か勝てる気がしない。やっぱり勝てない(>_<)。何をやってもダメ!ホテルと設備は最高だが、肝心のカジノがダメ。約束の時間までに、あっさりと$1000近く負け。

 夕食は最後の晩餐なので、湖に面した中華料理「ジャスミン」を予約しておいた。コモ湖が目の前に見える席だったが、風のため噴水をやっていない!カジノのツキがここまで影響するとは...(-_-X)。と、ところがデザートを注文していると重厚な音楽とともに突然噴水が始まった。テラスの扉が開けられ、テラスへ出て目の前で観賞。ここから見ると何とも素晴らしい。その後も約10分おきに3回違うパターンが観られたのは良かった。これでカジノのツキも戻るだろうか?それと、ここジャスミンは料理も安くお勧めだ。前菜と2、3品を数人でつまめば充分満腹になる。値段も1人$50もあれば充分足りる。ベラジオで優雅なひとときを楽しみたい方は是非お勧めです(要予約:レイクサイドシートを!レイクビューでは×)

 さて、長いようであっという間のベガスも今夜が最後だ。学生のころの夏休みの最終日を思い出さずにいられない。精神的にはそれより寂しく思える。そんな気持ちを抱きながら$1スロットから始める。母とふたりであっさりと負けたので、現金を出しにATMへ。しかしATMがマシントラブルで全台ダウン中!仕方なくエレベーターから遠い部屋へ戻り金庫から最後のトラベラーズチェックを出していると子供が「カジノはバカが行くところ!」と妻に教えられた言葉を連呼している。それを尻目にカジノへ戻る(^.^)。$1スロットはもう勝つ気がせず... あっ!そういえばベラジオで1回もコインをチェンジブースへ運んだ事がない!ミラージュでは1日に数回運び備え付けのウエットティッシュで手を拭くのだが.... これじゃ大負けするに決まってる。とにかく$50〜200の役が出ない。そこで、スロットには見切りをつけ、$25BJに的を絞るが一気に負けるばかりでバトルにならない最悪の状況。BJはルールも他と一緒なのにどうしてここでは勝てないんだろうか不思議なくらいだ。その後、ルーレットへ移り$5チップで遊んでいると当たりが数回続き$5チップの山が並び$1600になる。一緒にプレーしていたのが日本の女性2人(ちょっとタイプだった..)で、彼女達が女神だったのだろうか。彼女達はルールをかろうじて知っている感じだったが結局2時間以上は遊んでいたから凄い。まぁその間に外人のオヤジにナンパされること数回。身持ちの堅い方々で日本の評判を落とさず安心したが...(^.^)。

 そんな中でも、母は負け続けており25セントマシンに移動していた。$1スロッターが最後に行きつく聖地だ。ついに母も「レートなんか何でやっても同じ。25セントマシンが最高!」という悟りの境地に近づいている。私が声を掛けると「ドル貸して」ときた。結構、金銭感覚にはシビアな母だが予算を使いはたし、熱くなっているようだ。しかし、ATMは止まっているので、高利貸しだがクレジットカードになるコムチェックというキャッシングで良いか聞くと、「何でもいいからドルおくれ」というので片言の英語でセンターへ電話してから、カウンターで現金を受け取る。なんと5%以上の手数料が取られる!なんか来るとこまで来たギャンブラーの典型だ。ところで、皆さんはカジノでの軍資金をどういう形で持参しているだろうか。私はいつもトラベラーズチェックとシティーバンクのワールドキャッシュで半々にし用意しているが、肝心のATMが長期に渡りダウンすると不便である。よって先にATMでの出金を行うのが賢明かと思った。まぁATMのダウンもそのカジノだけの問題ならば、他のカジノのATMを利用すれば良いのだろうが。また、ベラジオのATMはカードを差し込むと自動的に吸い込むタイプだったので、クレジットカードによるキャッシングが可能か3種ほど試したが(ダイナース、VISA、アメックス)、1発ではエラーになり読み込まない場合が多いが数回トライするといずれのカードも利用出来た。参考まで。しかし、良い子はカードでキャッシングしないでね。もし、緊急用に利用方法を知っておきたい方はメール下されば丁寧にお教えします...笑。

 さて、話しを戻そう。母はその資金をなくし3時頃に部屋へ戻って行った。私も相変わらずルーレットで儲けたチップを溶かしながらじり貧状態が続き、昨夜遊んだ$2ビデオポーカーに挑戦してみるが昨夜のように遊ばせてくれずにあっさり負け。マシンを替わり、数回まわすとなんとロイヤルフラシュ(ロイヤルストレートフラッシュ)をゲット!! 4000倍なので$2マシンだから$8000だ!! 去年も最終日に$1マシンで$4000をゲットしておりロイヤルフラッシュは通算2回目の経験だ。しかし今回は嬉しいのだが今までの負けが虚しく複雑な心境。狙ったゲームで完全玉砕され、流れ着いたところでゲットとは。ギャンブルは過程を楽しむもので結果だけでは...。 そんなの嘘だよ〜ん!! ギャンブルは勝てば官軍、負けは所詮負け!! (鬼)

 通常なら$8000もゲットするとギャラリーも集まるのだが、平日の朝4時過ぎともなるとスタッフしかいない。スタッフが来て例のごとく私の手の平に「ワン・ツー.... トゥエンティー、トゥエンティーワン....」と積まれていく。おいおい、この親父簡単な英会話教室じゃあるまいし50以上も全部カウントするのかいな!と思っていると30からは「ワン・ツー... サーティー・ワン・ツー...」となった。落語の「時ソバ」みたく「おい親父、いま何時だい?」とやってみたくなる心境だ(解る方だけ解れば結構です)。$2400も税金を引かれるので$5600を手にした。また相変わらず最後の$100分は$20紙幣だったので$40をチップに渡す。これで、今回は合計$3500近くも税金を納めたことになる。1年間通算なら$7000程納めた計算だ。これだけ納めればネバダ州から何か接待されても良いのではないだろうか?ベラジオのペントハウス位にまけておきますよ州知事殿!

 さて、最終日ラスト1時間で大量の軍資金を手中にした。もう通常の心理状態ではない。$1000予算で$100BJへ挑戦!時間も時間なのでピットボスが直ぐやって来てメンバーズカードを渡す。なんと、そのカードが帰って来るや否やテーブルを離れる運命が待っていようとは...トホホ。ちゃんと$1000負けの実績は入力しておいてねボスさん。次は、懲りずに$5スロットに$300予算で挑戦。5倍10倍が出るものも30分足らずで溶ける。こりゃパターンが悪い。次回の軍資金に現金を残しておくのが賢明と判断し、後ろ髪引かれる思いでエレベーターホールへ「また来るから待ってろよ!」。結果、今回のベガス遠征は数千ドルの負けであった。金額よりもベラジオでのプレー内容は不完全燃焼で、帰国し2週間近く経過した今でも未練が残っている。

 さて、ルームサービスで朝食を済ませ、買い物の荷物を詰める。予め予測し持参したとはいえ最大型スーツケース3個と大型スポーツバッグ2個という行商人のような荷物に!予想通り、帰国時に空港税関で「ちょっと荷物が多いですが...?」と言われ「子供服やおもちゃを20万円近く買ってきたので...」と言わねばならない始末。これには妻も少しびびっていたので次回に繋がればラッキー(^.^)。

 さて、やっとの思いで荷物を詰め込んだバッゲージもベルボーイに預け、チェックアウト前にスロットクラブへ行きコンプの交渉する。責任者はハイリミットコーナーにいると前回と同じ回答であったので移動し交渉するが、先方が何を言っているか解らず悪戦苦闘していると、日本人のテーブルゲーム担当マーケティングスタッフを呼び通訳にする。結論は当初からカジノレートになっている部屋代2室分のうち1室分を無料にするのが限界だという。3100pも獲得したのに、僅か$400相当かい?
 3100pといえば$50000ドル近いアクションだぞぉ。ミラージュなら当然2室ルームコンプ&フードコンプだ。しかし、粘ってみてもこれ以上無理だというので仕方なく了解しチェックアウト。次回予約時にどんな待遇をするかが楽しみだ。ベラジオはベガスでも最高クラスでありコンプを受けようとするのは難しいようだ。コンプに執着すると身を滅ぼしそうだ。よって、ここベラジオはホテル及びその諸設備は最高なので大きなノルマも付されないカジノレートで宿泊し、食事はその都度無料チケットを頼みにいくスタイルの方が気が楽だと思う。それとVIPラインパスは是非ほしい(必需品)。それで、カジノはモンテカルロなどの好きなところで遊べばいい。

 豪華なベラジオのエントランスから大量の荷物をタクシーに積み込み、ベラジオを後にした私であった。子供に「また来るね!ベラジオ!」と言わせながら....。(完)

 長々とお読み戴きましてありがとうございました。

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