まあちんさんのラスベガス旅行記
(2001年4月29日〜5月4日)

 

--- BEGIN pt1 ---

(まあちんは失業者生活の締括りと称して米国旅行をしている。サンフランシスコ、シアトルと回り、4/29 夜の便でメインの目的地ラスベガスに移動する予定である。この話はその日の夕方、シアトルから始まる)

 ホテルで預けていた荷物をピックアップしてバスで空港へ。このバスは 20 分も掛るのに料金はたったの $1_。市内だけ乗る分にはなんとタダ!米国の公共交通は本当に安い。空港で C/I(AS660 便)して、実家に電話。4/30 が振替休日だと云うことをすっかり忘れていて、父を叩起してしった。申訳ない。
 フライトは機材未着で出発が 1h 遅れ。まあちんの乗る国内線はよくトラブる。1999 年の 9 月には、あのハリケーンフロイトにぶち当って、予定外のヒューストンで一泊したし、今年の 2 月には雪でニューアークに足留されて一泊。そう、どちらの時もコンチネンタル航空の担当者にはお世話になりました。まぁそんなのに比べれば、一時間のディレイなぞはトラブルの内には入りません。20:44 T/O。シアトルは合衆国の本土(除アラスカ州)最西端に位置している上、緯度も高く、更に今はデイライトセイビングタイムなので、この時間になっても、まだ微かに明るさが残っている。このフライトは機内食もスナックも出ないので、飲み物(キャンベルの V8 を貰った)が出た後は静かなものである。ディレイ以外は特に何事もなく無事 LV 上空に到着。夜景が見たくて窓側をリクエストした甲斐があった。(貰った席は右側)北側からアプローチしてダウンタウンからストラタスフィア、今回泊る LVH、サーカスサーカスそしてストリップのホテルが段々と見えてくる。22:38 T/D。
 最高気温が 40 度台のシアトルと違い、こちらは夜中でも暑い。

 バゲッジをピックアップ(家を出るときは機内サイズのキャスタバッグと、PC 用の小さな背負えるバッグだけだったんだけど、サンフランシスコ、シアトルと回ってる内に、ふと気がつくと機内持込み出来ないサイズのナイロン製スポーツバッグが増えている、いやぁ不思議々々々 /(^_^;)して、ホテルの C/I も空港でしようと思ったのだけれど、場所が判らず。残念!
 レンタカーをピックアップ(例によって、ダラーのエコノミーを半月以上前に予約、因に $18.99/日、税別、今迄で一番安かったのは今年の一月で、その時は $15.99/日だった)する。これまた例によって、ダラーの処だけが行列になっている。別段、受付の手際が悪いようにも思えないのでそれだけ人気が有るということか。シャトルバスは丁度行ってしまった処で、待つこと暫し。やっと来たシャトルバスで駐車場へ。クライスラネオンがずらっと並んでいる中で、一番手近に有った白いのを選ぶ。いつものことだが、ネバダナンバよりカリフォルニアナンバの方が多い。税金の関係とかあるのか知らん?エイビスも使ったことが有るけど、どちらもサービスは大差ない印象。決め手はやはり料金である。ただ、エイビスは駐車場へ行くと一台の車を指定されて「この車をどうぞ」ってシステムだった。色なんかに拘る人はダラーの方が好いかも......そう言えば、エイビスの時はバッテリがアガっちゃって、トールフリーフォンでロードサービスを呼んだ。(場所はフラミンゴのフリーパーキング)状況と場所を説明したら「スタッフがすぐに行くけど、30 分位は掛るかも知れない」って言われた。電話の担当者が三回位「jump start」てぇ言い回しを使ったのが、印象に残ってるなぁ。15 分程でエイビスのワゴン車が来た。スタッフは二人。リタイアした親父さんと云った印象の人達。ちゃっちゃっとコードを繋いでエンジンを掛けてくれて一丁上り。親父さん達に $10_ 札を渡そうとしたんだけど、「いいから取っときな」とか云って(多分ね)受取ってくれなかったなぁ。なんか西部劇の騎兵隊みたいで格好良かったんですよ。もしもエイビスじゃなくアラモだったら「名は体を表す」だったんだけどね......でもアラモって名前を見てメキシコ人は屈辱を感じたりはしないんだろうか? 結局アラモ砦は陥落した訳だから好いのか知らん。今回の旅行と関係ない話を長々としてしまって済みません。

 夜中だからストリップもパラダイスロードも空いてるだろうなぁと思いつつもやっぱり使い慣れた I-15 で LVH へ。立体の方のセルフパーキングに車を停め、C/I した時は既に夜半を過ぎていた。
 部屋は $45_ とは思えない程広くて奇麗。今回はイーストタワーの四階と云う、客室階としては一番下のフロアに当るが、元々余り眺望が売りのホテルではなし、特に気にならない。それでも、部屋からはサハラ、サーカスサーカス、ストラタスフィア辺りからダウンタウン方面が見える。シアトルのトラベロッジも広かったけれど、バスタブは無かった。こちらは割と深めのバスタブが好印象。シンクはユーティリティの内側に一つ、外側に一つという不思議な編成。よく見ると外側のは、後から増設した様子。ベラージオやマンダレイベイのツインシンクが評判好いのを見て(かどうかは知らないけど)継足したらしい。その他、カーテンの開閉がスイッチ一つだったりして、なかなか高級感が有る。

 シャワーを浴びてカジノへ。クラップスでは上手いことツイてる人に乗れて +100(最初なのでパスラインに $10_、フルオッズそしてプレイスの 6、8 のみに $12_。カムには行かないと云う「おとなしい」システム)、初めてのパイガウポーカでは +200(ベットは $25_、サイドベットに $1_)。ビギナーズラックでした。

 部屋へ戻りメラトニン 3mg。流石に時差ボケも収まってきたけれど、まぁ一応念の為。明日はまさしさんのウェブページで知合った「前田@馬券本作家」さんと昼食を御一緒する約束が有る。目覚しをバフェの混まない時間(08:00)にセットして寝る。

注)LVH のクラップスのルールは概ね以下の通り
1. パスライン(カムも)のオッズは最近流行の「345」。つまりポイントが 4、10 の場合 3 倍、5、9 の場合 4 倍、 6、8 の場合 5 倍まで。今時のストリップではこれでない処を探す方が難しいかも。因にまあちんの計算が確かならば、このルールでフルオッズを掛けた場合のハウスエッジは僅か 0.4%程である。

2. フィールドは、2、12 に加えて、ハード 10 も倍付け。ハウスエッジは、 2、12 のどちらかが 3 倍付けの場合と同じく 3%弱になる訳だが、このルールは他で見たことが無い。

3. カムアウトロールの際のプレイス、ハードウェイおよびカムのオッズ等は、特に異なる意思表示をしない限りオフ。(スティックパースンによってはその都度どうするか訊く人もある)

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 目覚しの鳴らない内に目が覚める。時計を見ると 07:00 位。家にメイルを書いて、CNN なぞ眺乍らウダウダと身支度をしていると 08:00 を回る。厚目のシャツ二枚をランドリに出すことにするが、通常料金で頼む為には 09:00 迄にピックアップして貰う必要があるのでハウスキーピングに電話。シャツをランドリバッグに入れ、用紙を書いて、部屋の入口近くに置き、サイドテイブルとランドリバッグの上に各々 $1_ ずつ置いてバフェへ。まあちんは密かにここのバフェがお気に入りである。比較的安くて、ピーク時でも馬鹿げた混み方はしない上、野菜類の選択肢が多い。その上(これが結構重要なのだが)トマトジュースがある。まあちんは別段ベジタリアンでは無いのだが、旅行中はなかなか野菜類が食べられないので、バフェ、殊に朝食の場合は意識して一皿分は野菜を食べるようにしている。その他、飛行機で「Somethin' to drink?」と訊かれたら、極力トマトジュースを頼むとかね。
 勘定を部屋に付けて貰って「Only me」とか「Non, please」とか答える。まだこの時間は空き空きである。コーヒーをデカフにするか、レギュラにするか一瞬迷うが、朝でもあるしレギュラを頼む。尚、ここはジュース類はセルフサービスであるが、トマトジュースだけはジュースサーバでなく牛乳と同じ方にあるので、最初来た時は判らなかった。例によって一皿目は野菜ばかり(多少チーズは取ったが)で席に戻ると、丁度、キノランナが来るのが見えた。何故か判らないが、ここのバフェで朝食というと必要かつ充分にキノをやることになる。つまり、まあちんはこの状況以外でキノをしたことがないし、ここで朝食をを食べていてキノをしなかったこともないのである。LVH のキノは 20 spot がある。これも慣例通り右下塗潰し(46 と 80 を対角とする長方形全部をマーク)を $5_ ずつ今日は 4 ゲームやることにする。キノランナは小柄だが体格の好い金髪で眼鏡の女性である。$20_ とオリジナルチケットを渡す。まあちんを捉まえてギャンブラ呼ばわりする輩が居るが、このことは反証として充分であろう。本当のギャンブラはキノなんてやらないものです。程なくしてキノランナが戻って来て「Good luck!」と言い乍らデュプリケイトチケットを呉れる。
 二皿目はスパニッシュオムレツ、煎卵、ベイコン、ビスケット(勿論甘くない奴 -- KFC で云うビスケット)にグレイビーソースと云った処を取って、最後に果物とジェリー(もとより個人的見解だが、残念乍らここのバフェでケーキ類だけは余りお勧めできない)を取って終了。キノは元返し(二つが一回)。キノの払戻しを待って、テーブルとキノランナに $1_ ずつ。バフェを出て暫くクラップス。待合せの時間が近付いてきたので、心持プラスで終了。一旦部屋に戻り、車関係の書類(免許証等)を持ってセルフパーキングへ。部屋の様子はと言えば、ランドリはピックアップされているが、ハウスメイドはまだの様子である。

 車を拾ってパラダイスロードからコンベンションセンタドライブ、ストリップと辿ってフラミンゴロードに入る。パラダイスロードをずっと来るより、周りの景色が楽しいのですよ。午前中の所為か渋滞は大したことなし。バーバリーコーストのセルフパーキングは空いている。LV 大全によれば、バーバリーコーストは「とにかく駐車場が近いので車を利用する者にはぜひお薦めのホテル」ってことだったが、掛値なしにその通りだった。例えば、マンダレイベイは大好きなホテルなのだが、駐車場の遠さにはちょいとばかり閉口する。それに比べてこの近さ、便利さは何?
 エレベータでカジノフロアに降り、まだ少し時間が有るので明後日から泊るパリスの下見に出掛ける。しかし昨夜、夜中に着いた時も暑かったけれど、当然昼間はもっと暑い。「この分じゃぁ山は火事だんべ」レセプションの場所やセルフパーキングからの道順等確認して戻ると、約束の 11:00 ちょっと前。前田さんの写真はウェブページで拝見している。前田さんには「ジーンズでベイジュ色のマリナーズのキャップを被って、一見フレイムレスに見える眼鏡をかけた中年の東洋人を捜して下さい」とお願いしてある。
 前田夫妻はすぐに見付った。御決りの自己紹介でまあちんの由来など説明。御二人とも良い人そうで一安心。車に戻って、来た道を逆に辿って LVH へ。セルフパーキングの青空駐車場の方が沢山空いていたので手近に停める。この安易さが後でツケになって還って来るのだが......
 御二人ともトレッキーではないそうだが、取敢ずスタートレックのショップが見たいということで御案内。色々見て回る内、前田さんがシャツを買う。「自分への御土産」とのこと。昼も近くなってきたのでバフェに行くか、ライド(Star Trek the Experience)に行くか相談するが、先にライドに行くことにする。まぁ確かに食事の後にモウションライドはちょいとキツいかも......ホテルにチェックインした時に貰った割引券が有ったのを思い出し、チケットカウンタに出して、三人共 $24.99の処 $19.99になる。奥さんは、このライドをローラコースタに乗って光線銃を撃つような類のもの(富士急ハイランドに有るような奴)だと思っていたそうだ。ネタを割らない程度に内容を説明する。ディズニーランドなんかもそうだが、よく出来たアトラクションは待っている間も客を飽きさせない工夫をしている。1950 年代から 24 世紀迄の歴史年表だとか、色々な小道具、宇宙船の変遷等、まあちん自身もトレッキーと言う訳ではないのだが、結構面白く見ることが出来る。まあちんは LVH には毎回必ず来ているのだが、このライドに乗るのは二年振り位である。久々に来てみたら微妙な処で演出が変っているのに気付いた。まぁ台詞の「20 世紀」が「21 世紀」に変っている辺りは当然として、細かい処が微妙に記憶と違っている様に思う。しかし勿論、御話の大筋は変らず、21 世紀からタイムスリップしてしまった人達(当然、僕らですね)が乗っている宇宙船がクリンゴンに攻撃されて脱出カプセルに乗り込むと云々。二人とも結構気に入ってくれた様子で一安心。しかし、アメリカ人てぇ連中はノリが好い。「こういうものに乗る時はアメリカ人と一緒に限る」と云うのは前田さんの意見。まあちんも同感。

 三人でバフェに行く。取敢ず勘定は部屋につけて(ひょっとすると、踏倒せる (c) 負け造さん かもしれないので -- 残念乍らスタートレックのチケットは部屋には付けられないキマリだった)、二人から $20_ 貰う。昼のメニューは朝とは微妙に違う。料金は 11:00 で朝から昼に変る(+$1_)のだが、メニューは或る時刻でデジタルに切替る訳ではないらしい。ってことは、朝は出来るだけ 11:00 近くに来た方が御得って事?
 それからレイスブックを主戦場とする前田さんをレイス/スポーツブックに御案内する。LVH のレイス/スポーツブックは壁一杯に大きなモニタがずらりと並びなかなかの迫力である。丁度、競馬が開催中なので、前田システムのレクチャを受乍ら、実習として一レイスだけ買ってみる。レイスブックの投票の仕方も併せて勉強する。前田システムは、直前のオッズの変動を手掛りにして入線する馬を絞込む方法の様である。(違ってたら済みません > 前田さん)まあちんは日本では惚れた馬か騎手と心中するタイプなのだが、こちらでは特に思い入れのある馬も騎手もない(当り前だ)ので前田システムをちょっと捻って買うことにする(積りだったのだが全然違ったかも知れない)。結果は何とビギナーズラックか、私の勝った馬券(連複で二点買った内の一点)が入線したけど前田さんは外れ。彼も苦笑していた。
 それから前田さん夫妻に昨日覚えたばかりのパイガウポーカーを知ったかぶりでレクチャ。奥さんは、パイガウが気に入った様子。ブラックジャックプレイヤの前田さんはブラックジャックに移り、三人それぞれに遊んだが、皆一応プラスで終了。好かった好かった。
 それから前田さん夫妻を車でバーバリーコースト迄お送りした訳だが、午前中にうっかり車を日向(宮崎県ではないよ)に停めておいたら車内が暑いの暑くないの。すかさずエアコンをフルパワーで回したけどあれには参った。何しろハンドルを強く握ろうとすると熱くって握れない程。帰りはストリップを避け、大回りしてバレイビューブールバードからフラミンゴロードにはいろうとしたら、曲がる処を間違え、リオの裏手の行止りの道に入ってしまった。失敗々々。後で考えてみたら、素直にパラダイスロードを南下して、フラミンゴロードに入れば何の問題も無かった。その位最初から気付よ。> まあちん別れ際に、5/2 にも会う約束をした。
 LVH に戻ってパイガウポーカ。アジア人のカップルと同席になる。どうやら二人は広東語で話しているようなので、試しに「[イ尓][口地]係唔係[口係]香港[口黎][口架]?(れいでいはいまいはいへんこんらいが -- あなたがた香港から来たんですか?)」と訊いてみると頷いて、「[イ尓][口尼]?(れいね -- あなたは?)」と型通りの質問が帰って来る。「我係[口係]日本[口黎][口架](おうはいはいやっぷんらいが -- 私は日本から来ました)」と答えると、ちょっとびっくりした顔をされる。「広東語喋れるの?」「少しだけね」ってな会話が有って以降は主に英語。プレイヤ同士が訳の判らん言葉で喋ってるのを好く思わない人も居るしね。([]で囲っているのは各々一文字、例えば[口地]は口偏に地)中国系の人はとかく鉄火な博打を好むと云われているが、この香港人のカップルはとにかく楽しくプレイしている。ストレイトが出来たと喜び、ギリギリで勝っては喜び、J ハイのパイガウ(最低に近い手)が来たと云っては大笑い。まあちんもこういう雰囲気は大好きなので、一緒になって大笑いし乍らプレイすることになった。パイガウポーカはプレイヤ、ディーラ共にアジア人が多いような気がする。元になったパイガウ(タイル)が中国のゲームだからかなぁ?成績はまぁちょいプラスか。一勝負が長くて引分も多く、テイブルでコンプを貰うには最適のゲームと云われているらしいがその通りである。始めた時は緑のチップ($25_)でやっていたが、気が付けば(と云うのは比喩だけど)黒いの($100_)を使っている。結構コンプ稼ぎにはなったかな。
 夜半過ぎに抜けることにするが、気が付けば(こちらは比喩ではない)夕食を食べ損っている。カフェかスポーツブックのベガスサブ(アトランティックシティスタイルと云う触込みのサブサンドイッチ屋さん。ボリューム有り。まあちんは結構お気に入り)に行こうかとも思ったが、部屋にスナック菓子の類が残っていることを思い出し、それで済ませることにする。ポテトチップス、久々のバス(シャワーでなく)、メラトニン 3mg。目覚しは 08:00。

--- BEGIN pt3 ---

 ふと目を覚ますと 07:50 程。後十分位で目覚しが鳴る筈。ごそごそ起出してシャワーを浴び、例によって CNN を眺める。昨日着ていたシャツをランドリに出そうと思うのだが、それだけだとミニマムチャージ($10_)に届かないので、持歩いているうちに(全然穿いてないけど)皺になったスラックスを出すことにする。プレスだけってオプションも有るけど、まぁついでだからドライクリーニングもして貰おう。ハウスキーピングに電話してチップを置きバフェへ。今日もキノは元返し($5×3、三つが一回、七つが一回)。
 朝食後、テイブルが余り盛り上がってない(一人でクラップスやっても勝てる気がしないし、パイガウポーカのディーラは大柄なおじさんなのでパス)ので、暫くスロットを回す。あれよあれよという間に $100_ 札が呑まれて降参。ふと見るとクラップスに人が集りかけているので参戦することにする。今日は本格的にやることにして、いつものスタイル(パスラインに $10_、フルオッズ。カムも同じく。プレイスの 6、8 のみに $12_、プレイスはカムが乗ったらダウン)で行く。元手は $200_。なかなか良いシュータが現れず苦戦であるが、カムが幾つか散らばった瞬間にセブンアウトという最悪のパタンではない。そこそこポイントも出る。結局、$200_ がやられた処で諦める。単なるジンクスだが、ことクラップスに関してはベットの大きさに関らず $200_ やって勝てない時は、いくら突っ込んでも駄目である。(残念乍ら、この二日後にこのジンクスを実証してしまうことになる)
 部屋へ戻るとハウスメイドは来た後で、綺麗になった部屋で暫く昼寝する。昼過ぎ、起出して家にメイル。元気回復してカジノフロアへ行くと、昨夜の香港人カップルが居る。「好耐モウ見喇(ほうろいもうげんら -- お久し振り -- モウの字は「有」の「月」の部分の横棒の無い字)」と挨拶してテイブルに着く。昨夜と同様、とても楽しいテイブルだった。ただ、バンクを取った時に大負けしたのが堪えて収支は大きくマイナス。御案内の通りバンクは有利だが、自分のベット以上に持ってかれることがある。
 19:00 過ぎ、コンプの交渉の為、バロンクラブ(スロットクラブ)のブースに行く。以前からの累積でキャッシュバックが $80_ 分有るとのことだが、コンプに関してはここでなくカジノホストのオフィスに行ってくれという。緊張し乍らカジノホストのオフィスへ。初老の男性が何やら交渉中。この間に言う台詞を練習して、ちょっと落着くことが出来た。窓口にいるカジノホストは女性である。ホストの女性形はホステスだと思っていたのだが、胸に着けているプレイトに「CASINO HOST」と書かれているので「カジノホステス」とは呼ばないのだろう。一つ勉強した。
 おじさんの交渉が終ってカジノホストの「May I help you?」で交渉開始。「I'd like to know, I could have some comp or not.」ってなことを言って、バロンクラブのカードと勘定を部屋に付ける時に見せる紙(正式名称不明)を見せる。英語として正しいか否かは保証できないが、先方に意思が伝わったことは間違いないようだ。
 彼女は脇のコンピュータに向って何やら入力して、結果を見せてくれた。「あなたは九時間半程、平均のベット $52_ 程でプレイしていて、$700_ 位失ってますね(正確な数字を言っていたが失念)」ってなことを教えてくれる。予想してたより平均ベットが高かったが、他は概ね予想通りの数字か。そして、C/O はいつかと訊かれたので、明日午前の予定だと答えたら「明日朝、C/O する前にもう一度ここへ来なさい」とのこと。「夕食は食べたの? どこか予約してる?」と訊かれたので「いや、まだ」と答えたら「どこでも好きなレストランで今夜は食べなさい。御勘定を部屋に付けるのを忘れないでね」とのこと。やった! これってフルコンプあげるよって云うサインだよね。V(^_^)「どこにする? イタリアン、中華、ベニハナ......」と訊かれ、全然考えていなかったのでちょっと考え込んだが、ステーキハウス(ベニハナとは別)にはまだ行ったことが無いことを思い出し「じゃぁステーキハウスにして下さい」と答える。
 カジノホストがステーキハウスに電話して予約をとってくれる。今すぐ行くかどうか訊かれて「Yes.」と答えたのだが、結構混んでいるらしく 45 分後の 20:30 に予約が取れた。カジノホストに御礼を言って、「明日朝、C/O の前にここに来れば好いんですね」ともう一度確認。「私は居ないと思うけど、誰でも居る人に訊けば判るから」とのこと。フルコンプと明言してしまうと、一晩で目茶苦茶散財しまくる奴なんかが居るんでこういう形にしてるんだろうな。尚、お判りのことと思いますが、一連の遣取りでカジノホストが威張ってるように見えるのは、勿論まあちんの翻訳の力不足の為であって、実際の彼女は大変親切で丁寧でフレンドリでありました。聞取の得意でないまあちんが繰返し聞返しても何度でも言葉を変え乍ら説明してくれたりして......

 一旦部屋に戻ることにする。スラックスもクリーニングしたことだし、一応ジャケットとネクタイに着替えて、時刻少し前にステーキハウスに行く。受付に行くと、名乗る前に「ミスタイシジーマ?」と訊かれる。東洋人の予約は私だけしかなかったのだろう。席が出来るまで少し待って、入口近くの席をあてがわれる。担当は小柄な白人のおばちゃん。お決りの「Something to drink?」には、ブラディメアリを頼む。なかなかトマトジュースから離れられないまあちんである。
 メニューを見乍ら考えるが、なかなか決らない。ブラディメアリが来た処で「Is there something recommended?」と訊いてみたら、「肉も野菜もフレッシュだし、魚も取れたばっかり。全部お勧めよ」だって。結局、「House Smoked Salmon」、「Big Fillet Steak (12 oz.)」そして「Sauteed Mushroom」を頼む。おばちゃん曰く「Perfect choice!」。多分、他のものを選んでもそう言うんだろうけどね。焼き方は一つ覚えのミディアムレア。
 ブラディメアリを飲みきった処で赤ワイン(グラス)に切替える。銘柄を聞かれたので、何が有るか訊いたら、フランスもの数点、イタリアもの二点、カリフォルニアもの(だと思うが自信なし)数点を挙げるので、キャンティを頼む。グラスワインの選択肢がこんなに有るステーキハウスは珍しいのではないだろうか。
 鮭の薫製からして素晴らしかった。日本に帰って、何か美味しいものを食べたかと訊かれて、「やっぱりスモークサーモンかなぁ」と答えた位。因にこの後の会話は「シアトルで?」「いやラスベガスで」「???」と続く。脂の乗った鮭にたまねぎと茹卵のみじん切り、スパニッシュケーパが付合せで、レモンが添えられている。それに日本で云う食パンのようなものが付いて来てカナペにして食べることを想定しているようである。日本で食べるオードブルの鮭の薫製からすると量が多い。夜食だったら一食分位ありそうだ。
 ステーキの味付けは米国らしからぬ(偏見か知らん?)薄味で、テーブルの塩胡椒を使った程。何より米国でこんなに柔らかい肉を食べたのは初めてで感激した。しかし 12 オンスは大きかった。その上付合せの積りで頼んだマッシュルームが大き目の皿に一杯。やっぱり米国だなぁ。食後にコーヒーを頼んで「デザートは」と訊かれたけど、答は勿論「No thank you, I'm sorry but my stomach is not so big.」その癖、コーヒーに付いて来たリンツのチョコレートには手を出してしまうと云う意地汚さ。ってゆうかぁ、甘いものは入る場所が違うって言うしぃ。
 自分で払う訳じゃない気楽さで勘定書を見ると $65_ 弱。ここにチップを付けて良いものか否かと一瞬迷うが、やっぱり気が引けて $10_ を一緒にフォルダに挟んで渡す。後で考えたらやっぱり付けても良かったんだろうなぁ。まぁでも身銭を切った方が満足したって云う意思表示にもなるし。
 LVH 最後の晩は、ずっとパイガウポーカで過す。多分これ以上のコンプは出ないし、純粋にゲームとして楽しむことにする。(って普通はお金の掛ってない時に使う言い回しですね /(^_^;)テーブルに行ってみると驚いたことに例の香港人カップルがまだ居る。一体何時間続けているのだろう。結果は緑二枚程マイナスだったが、これだけ楽しく遊ばせて貰って $50_ なら安いものでしょう。いや負惜しみじゃなく本音。部屋に戻りシャワー、メラトニンは要らないだろう。目覚し 08:00。

--- BEGIN pt4 ---

 08:00 前に起きてバフェ。キノの辻占は余り好くない($5_×3 全て外れ)。カジノホストのオフィスにコンプを貰いに行く。今朝の担当はまあちんと同年配位の男性である。勘定の一覧表をプリントアウトして、アイテムの一つずつに丸をつけてサインしてゆく。ランドリと電話代だけは払うことになるようだ。RFB コンプ(Room, Food & Beverage)って奴ね。これをフロントに持って行って C/O せよとの仰せ。後で気付いたのだが、カジノホストの名刺を貰い損なった。失敗々々。
 今日の午前中はちょっと忙しい。LVH を C/O して、11:00 にバーバリーコーストで前田さん夫妻と待合せ。プリムのファッションアウトレットモールに行く予定である。もし可能なら待合せの前にパリスに C/I して、部屋に荷物を入れておきたいのだ。
 部屋に戻って C/O の準備(っても荷物を纏めて車に持って行くだけで、ものの 10 分で終了)。フロントに行き C/O。予約時にクレジットカードから $50_ 弱(最初の一泊分 -- 税込)デポジットされているのだが、それで勘定は全て間に合って、クレジットカードに $8_ 強返金されるという(往復の為替手数料で数十円損した (;_;))結局 $300_ 近く踏倒した勘定か。

 09:00 過ぎ、車を拾っていつものコース。一旦バーバリーコーストに車を入れる。待合せは 11:00。まだちょっと時間が有るので、パリスまで歩いて行き、レジストレーションで訊いてみると、この時間でももう C/I 可とのこと。(この時 10:00 ちょい前)LVH が踏倒せたので、頑張って奮発し $20_ 余分に払ってストリップ側の部屋にして貰うことにする。部屋は「1498p」でストリップ側と中庭に面した角部屋。部屋番号からするとプティスュートのようである。ベッドルームとバスルームの間に机のある二畳程の空間(作付けの洋服箪笥付、ドアも有るので部屋と言えば部屋)が有るので、まぁスュートと強弁すれば出来ないこともないかも知れない。部屋はそこそこ広い。LVH の部屋と余り変らないが値段がほぼ倍なのは場所代と新しさであろう。14F は外から見るとホテル棟の丁度真中位の高さにある飾りのすぐ下で窓の形が違うフロアである。ぱっと見て自分の部屋がすぐ判ると云うのは初めての経験だった。尚、13F は存在しないのですぐ下は 12F である。因に「1498」と云う部屋も別に有り、廊下の突当り左側のドアを開けると、もう一つ左に向かう短い廊下が有って、その廊下の右側に「1498」、突当りに「1498p」のドアが有る。要するに外側のドアに鍵を掛ければ廊下に出ずに行ったり来たりできる仕組になっている。今回は「1498」には別の人が泊っていたので、外廊下側のドアは開いたままだった。
 バスルームのシンクの処に水のボトルが置いてある。「価値あるお客様の為に用意しました云々」とか書かれた紙が付いているのだが、先を読んでみると「御飲みになった場合は、部屋の御勘定に $4.50_ 付けさせて頂きます」だって。なんだ、タダじゃないのね。そうそう、14F はノンスモウキングフロアなのだが、机の抽斗に灰皿が入ってたのは何故だろう?
 忘れない内に書いておくが、「パリスは壁が薄くて隣の部屋の音が云々」と云う話をよく聞いたけれど、こと今回の部屋に限って云えば、そのようなことは全く無かった。たまたま「1496」と「1498」の泊り客が物凄く静かな人で、かつ、まあちんが部屋に居る時にはシャワーもトイレもシンクも使わなかったと云う可能性も無くは無いけれど......(^_^)御目当の部屋からの眺めだがエッフェル塔とパリスのプールが目の当りに見える。ベラージオの噴水は真中の円が丁度隠れてしまうけれど、まぁまぁ悪くない。元々の予約が、パリスのウェブで $69_ と云う値段を拾ったので、部屋のアップグレード込で $89_ なら文句を言ったら罰が当たりそうな処。これで LVH のようにフルコンプでもなった日にぁ、あぁたどうします。

 皮算用はさておき、取敢ずクラブパリスのブースへ。先ず入会しなければ、コンプも貰えないからね。実はまあちんはパリスと共通で使えるバリーズのスロットカードは持っている。以前、バリーズのクラップスで、珍しく大き目のベット(ってもパスライン $10_ とカム $10_×5 位なものです。当然フルオッズは乗せてたけど、オッズはコンプの対象にはならないって話だし)をしてた時、ピットボスが来てメンバーズカードを持ってるかと訊くので、持ってないと答えたらパスポートを貸してくれって。それで渡したら、ややあってパスポートとメンバーズカードを持って来た。処が、名前の綴りが違ってるんだ。パスポートでは「ISHIJIMA」なんだけど「ISIJIMA」になってました。何の為にパスポート持ってったのよ。まぁその時はあんまり興味無かったのでうっちゃってたんだけど、C/I の時書いた名前と違うとどうなるか判らないので、パリスでもカードを作ろうと思った訳。その時、名刺も一緒にもらったんだけど、当時はコンプのことが全然判ってなかったのでどっかに仕舞い無くしてしまったんだな、これが。あぁ勿体無いことした。
 車の荷物を部屋に入れる為、バーバリーから車をパリスとバリーズの間の駐車場へ持って来る。荷物を部屋に入れて、もう一度車をバーバリーの駐車場へ。カジノフロアに下りると、約束の 11:00 迄、後五分と云った処。ふぅ、間に合った。前田さんと再会するが奥様が見当たらないとのこと、時間迄二人別々に遊ぶことにした由。まぁ時間前ですから。LVH がフルコンプになったことを自慢気に報告し、一昨日のバフェの分 $20_ を返金する。ほぼ定刻に奥様を発見、三人で駐車場へ。ベルツに寄るか、真直ぐ行くかなんて事を相談し乍ら駐車場を出てフラミンゴロードを西。ここでまあちん得意のチョンボ。何故か「LA 方面」の表示を見て逆のような気がしてしまい、入口に入り損う。やむなくリオを過ぎた辺りで U-ターンして戻ったが、先が思いやられるなぁ。

 途中、前田さんの奥様に周りの景色の写真を撮って貰う。いつもこの辺を通る度に写真を撮りたいと思ってたんだけどインタステイトの路肩に車を停めて写真を撮るのもちょっと気が引けて出来なかったんだよね。前田さん曰く、奥様は昔写真部だったとのこと。容疑者自身は頑強に否認を続けており、真相の程は未だ定かでない。出来てきた写真はなかなか好く撮れておりいよいよ嫌疑は濃厚である。
 あれやこれやでジーンも過ぎ、「貧乏なまあちんは、土曜の深夜に LV 着になった時、一晩ゴールドストライクに泊ったことがあるんですよ」なんて話をし乍ら走るうちプリムに到着。ファッションアウトレットの駐車場に車を停める。まずインフォメーションに行き「LV 大全」の「マル得情報」のペイジのクーポンを渡して「2001 VIP Gold Card」を貰う。取敢ず「こう楽」で昼食。まあちんは貧乏なので海外で日本食を口にすることは滅多に無い(考えてみれば前の晩はチャンスだったけどね)。尤も「香港の茶餐廰で食べる出前一丁が日本食でないとすれば」の話だが。結局、題名は忘れたが辛口と云う触込みの蕎麦(広東で云う撈麺の様なものを想像していたが、どちらかと云うとちょいと前に流行った油ソバの様なものだった。余り辛口だった印象はない)を食べたが、まぁこんなものでしょう。因に前田さんはウィナーラーメン、奥様は何か具の沢山乗ったラーメン様のもの(これも題名失念)を召上ってましたね。個々の値段は記憶に無いが全て $8_ 台だったような気がする。飲物も「LV 大全」のクーポンで頼んだのだが、料理を食べている途中に、例の「Gold Card」にこう楽の 10% off が有ることに気付いた。計算してみたらクォータ一、二枚分位損したらしい。(^_^;
 食後、腹ごなしも兼ねて買物の前にまずホテルとカジノを見学に行く。まあちんは以前、「俺達に明日はない」と「明日に向って撃て」をごっちゃにして、ブッチキャシディとサンダンスキッドが車で滅多撃ちにされたのだと思込んでいて恥をかいたことがある。ここにあるのは「俺達に明日はない」の方の車である。(だからぁ「明日に向って撃て」は車じゃないって)そのボニーとクライドの車を見乍ら「プリムバレイ」へ。「プリムバレイ」からモノレイルに乗って「バッファロービル」。評判のデスペラード(かつて世界一の高低差だったローラコースタ。ランスバートンの開演を待ってる時に流れるビデオの舞台はここらしい)をはじめ、ライド系のアトラクションは全部運休でちょっと残念。デスペラードの他には水の流れに乗乍ら光線銃を撃つようなものが有るらしかった。

 前田さんが喉が渇いたとのことで、フードコートのファストフード「パンダエクスプレス」でソーダを買って飲む。懐かしのマウンテンデューがあるのでまあちんは当然これ。日本で正式に売出す少し前に、まあちんの学校の自動販売機にパイロット版(?)が置かれていて大層気に入って飲んだ覚えがある。そういう訳でマウンテンデューが日本で発売されたのはまあちんの功績なのである。まぁ冗談はともかくまあちんは S サイズ、二人は M サイズを注文。値段はクォータ一個分くらいしか違わないのだが、量は随分違う。案の定二人は飲切れない様子。「49 セントでお代りできるそうですよ」と言っていじめる。歩き回り乍ら話している内、奥さんが昨日ジャックポットを当てた話を聞く。御本人はミニジャックポットと主張するが、税金を払わされたとか小耳に挟んだんですけど......昨日は、それで暫く旦那さんの御機嫌が斜めだったそうな。(^_^)でもちょっと羨しいなぁ。
 不思議なことに三人が三人共、「ウィスキーピート」へのモノレイルはこの「バッファロービル」から出ているものと思っていた。探し回った末に「ここから出ているのではない」と云う全く以て妥当な結論に達し、もと来たモノレイルで戻り、「ウィスキーピート」行の可愛らしいモノレイルに乗る。遠目にはすごく小さく見えたので、乗場に居た十人程の人が乗切れるかと心配したが、別段そんなこともなく無事に全員が乗れた。「ウィスキーピート」、「プリムバレイ」間のモノレイルからはドライレイクが好く見える。
 結局三ヶ所を見比べた結果、天井が高くて明るい「プリムバレイ」で遊ぼうと云う前田さんの提案。「行こう」「行こう」
そういうことになった。

「プリムバレイ」のカジノを見て回っている内にミニマム $2_ のクラップスを見付けた。そこで一昨日のパイガウポーカに続いて、まあちんがクラップスの遊び方を説明することになる。カムアウトロール(一投目)とポイントロール(その後)は全く違うゲイムであること、フリーオッズはお得な賭なので、パスラインはオッズに賭ける権利を得る為に賭ける位の考えで居た方が良いと思うこと等説明するが、つくづくクラップスは最初の敷居が高いことを痛感する。オッズの端数がでないようにする為には、倍率が判らないと駄目だし。入っちまうと面白いんだけどね。一旦ハマると 10 分で $100_ が $1,000_ 以上になったりするし。尤も 15 分で $500_ 位溶けちゃうこともあるけど。今回の結果は講師の力不足も手伝って皆マイナス。うーむ。
 ファッションアウトレットに戻って買物。集合時刻だけ決めて自由行動ということになる。まあちんは先ず「バイタミンワールド」でメラトニンの追加、「トイコ(玩具屋さん -- 閉店セール中)」でなっちゃん(姪っ子)への御土産(ぬいぐるみの類)、「ウィリアムズソノマ」でマルガリータビスケットとマティニビスケット(この二種類はお気に入りでここに来ると必ず買う。また、ちょっと珍しいので御土産にも重宝だったりする)、フードコート前のスタンドでヘリコプタの玩具(紐を引張って飛ばす高級竹トンボ。好く飛ぶんだ、これが)等買う。集合時刻ちょっと前に集合場所を見てみると二人共居る。もうこれといって買うものもないので行ってみると、奥さんが「バイタミンワールド」に行こうかどうしようかと迷っている様子。まだ時間前だし行って来ることを奨める。
 程なく奥さんが戻って来て、皆で車へ。買物をトランクに積んで出発。前田さん夫妻にパリスの部屋を自慢したくて部屋に御誘いすると、行っても好いとのこと。パリスの駐車場に直行することにする。御二人を部屋に御案内して、部屋の中を見て貰う。前田さんはベラージオの噴水が好きだそうで、部屋からの眺めを気に入った様子である。夕食を一緒にしようかということになり、リオのバフェにしようという話で時間は混雑の過ぎた 21:00 ということに決る。待合せ場所はこの部屋と云うことで、暫く自由時間。
 パリスのカジノでクラップスとパイガウポーカで過ごすが、何か集中できず、チャンスはあるのだが勝負所を捉まえられない。もどかしい思いをし乍らも大して負けもしない。ツイているんだかいないんだか好く判らないなぁ。
 20:00 過ぎに部屋に戻り一休み。21:00 ちょっと前に外に出てみようかとドアの処まで行って、ふと覗き穴から外を見ると、丁度前田さん夫妻が外廊下から入って来る処だった。ドアのすぐ内側で待って、ドアがノックされたらすかさずドアを開ける。前田さんは驚いていたが、そういう訳だったんですよ、実は。
 車でリオへ。フリーパーキングに車を停める。下まで降りてみるとホテルの入口は上の渡り廊下らしい。仕方なく二階に上がってみる。渡り廊下は下から見たら二階位の高さに見えたが、案内板を見ると四階とのこと。最初からちゃんと読めば好かった。渡り廊下を渡るとホテルの二階に出る。一つ下のカジノフロアにバフェはあるとのことで一階へ降り、シーフードバフェの方に入る。流石にこの時間になると空席も多い。飲物はコーヒー、残念乍らトマトジュースはなかった。前田さん夫妻は蟹に集中攻撃を掛けている。殊に旦那さんは二皿目も蟹一筋だった。まあちんは幸か不幸か蟹が余り得意ではない(決して嫌いではないんだけど殻を外す地道な努力が苦手なのよ)ので他のものを物色。残念乍ら二日違いで「R」の付かない月になってしまった為か、生牡蠣は見当たらない。中華のコーナで河(ほー -- ビーフンのひもかわ或いはきしめん若しくはタリアテルレのようなもの)を発見。広東大好きのまあちんとしてはこれは見逃せません。あ、パラパラのチャーハンも有るじゃないですか。まあちんはチャーハンとカレーライスのご飯はパラパラにトドメを刺すと思っている。当然これも取る。その他にボイルした蝦(シュリンプカクテル風)、イタリアンのコーナのラビオリ等など。結局、クローズの時間ギリギリまで居座って、しっかりデザートまで頂いて来ました。このデザートもなかなか。米国の常に似ず、甘過ぎず大き過ぎず。置いたチップも含めて一人頭 $30_ 程。時間さえ外せばそんなに混んでないことも判ったし、また来そうな気がする。
 食後、腹ごなしにカジノフロアを見て回る。このカジノが行けども行けども向う側に着かない。面積だけで云えば多分 MGM やマンダレイベイの方が広いのだろうけど、ここの奥行きは深い。奥さんは(あれ? 奥さんの御友達の話だったっけ?)カーニバルワールドバフェに行こうとして、なかなか着かないので不安になったことがあるそうだが、実際に、このカジノを歩いてみると何か納得させられる話である。残念乍ら呼び物のショウインザスカイは終っているが、この時刻にして華やかな雰囲気は流石。
 そうそう、カジノを歩いている途中で、前田さんがセキュリティに呼止められた。何事かと思ったが、どうやら若く見られたらしい。(御案内の通り、ネバダ州では 21 歳未満はカジノへの立ち入り禁止。そう言えばプリムのカジノでハイスクールの生徒位の子供が注意されてたっけ)こちらの人間には東洋人の歳は判らないと云うのは本当のようだ。特にストリップから外れた処にはそれ程日本人も来ないだろうし......尤も、まあちんも白人の年齢は好く判らないんだけどね。
 パーキングに戻って屋上からストリップを見ると素晴らしい夜景である。マンダレイベイからストラタスフィアまで、ストリップの中から見るのとはまた一味違った風景に感激。ここでした話といえば「また来たいですねぇ」なんてことばかり。御二人は、将来ラスベガスに移住するのが夢とのこと。まあちんももう少し喋れればねぇ。「前田さん夫妻が移住して来たら呼んで下さいね」と御願いする。

 バーバリーコーストの前まで戻る。前田さん夫妻とはここで御別れ。たった二回(半)会っただけなんだけど、何か古い友達のような気がしてしまう。5/4 出発の前田さん夫妻に出発の時刻を尋ねると早朝とのこと。普通の時刻だったら「空港まで御送りしましょう」と言う積りだったけれど、言葉を飲込んでしまった。パリスに戻ってバスを使いメラトニン 3mg。目覚しは掛けず。

--- BEGIN part 5 ---

 今日は寝坊しようと思っていたのだが、結局 07:30 前に目が覚めてしまう。まぁ折角早く目が覚めたのだから空いてる内にバフェに行きましょう。パリスのバフェに関しては「お噂はかねがね」状態で、今回の旅行で楽しみにしていたことの一つだった。開いたばかりのバフェに行くと、流石にまだ客もそう多くない。席に案内されて、トマトジュースとデカフを頼む。朝早い所為か野菜のバリエーションは余り多くないが、取敢ずいつもの通り一皿目は野菜とチーズを取って来る。チーズは評判通り。ドレッシングが美味しい。それから、卵、肉、シーフード等、色々と試してみるが、外れが無い。特に他所と比べて、朝からシーフード関係が充実している。殊に、シーフードのキッシュは感動もの。シーフード命の人にはお奨めである。それから、どのガイドブックも口を揃えて「パンが美味しい」と言っているが、確かに美味しい。デザート類も評判通り。クレープ屋さんに行ってみようかとも思ったが、お腹が一杯になったので明日にしましょう。全体に満足。コストパフォーマンスも良いし、この時間に来れば大して混んでもいないので、お奨めできるバフェと言えるだろう。
 一旦部屋に戻って一休み。TV の ch.18 ではパリスの CF を流し続けているのだがこれが面白い。「パリの街にあるものを片っ端から持って来てホテルを造りました」って云う話なんだけど、ナレイションがアメリカ人のイメイジするフランス語そのものなんだな。良く聴いてると「H」をはっきり発音しているし、「Paris Las Vegas」なんて、本当のフランス人だったらきっと「ぱりーらーべがー」と読むんだろうけど「ぱりすらすべがす」って言ってるし、なんだけど、アクセントと鼻母音だけで何となくフランス風に聞こえてしまうのは不思議。
 下着類とソックスが残り少なくなってきたのでバスタブで洗濯する。この部屋はテレビの両脇とバスルームの隣の小部屋に各々クロウゼットが有って、そのそれぞれにハンガが数本ずつ入っている。シャツ、ジャケットそれからスラックスの為に五本程使っているが、残りの半分ほどを動員して干物をする。折角のプティスュートが一気に所帯じみるが、まぁ仕方ない。
 パリスのカジノでパイガウポーカを始めるが、相変わらず乗れない。カクテルウェイトレスにカフェオレを頼んで「Merci, Madmoisailles!」。ちょっと気障ですね。/(^_^;
 ベットはトントンだけど、サイドベットでじり貧状態。だったらサイドベットを止めればよいって? いや、ごもっともです。でもまあちんは河岸を変えることにした。バリーズに移ることにしましょう。 

 バリーズに移った途端に連勝。しかも、こちらではロウハンド(五枚と二枚に分けた二枚の方)が J のペア以上で勝つとスクラッチカードを呉れる。このスクラッチカードは、5×5=25 の升目があって、その内の五ヶ所を削って「B、A、L、L、Y」の五文字が出ると、下にある欄を削って出た金額が貰える($1,000_-$5,000_ を見たがもっと高いのも有るらしい)というもの。どのカードも正しく削れば必ず当るように出来ている。結局このカードは 30 枚近く貰ったが、一枚も当てられなかった。(^_^;デタラメに削って当る確率は 1/53130 だからね。(C(25,5))ベットは $25_ から始めて調子を見る。サイドベットは $1_。$5_ 以上サイドベットしてるとエンビボウナス(羨むとかいう意味らしい)と云って他の人の手役にボウナスが付くのだが......周りの人達は、$5_ 以上しているか、全くしていないかどちらかが殆どで、$1_ と云うのは少数派である。ここでも広東語を話す家族連れと同席になった。家族連れと云っても、カジノで会ったのだから、子供が居る訳ではない。老夫婦と中年夫婦と二十代と思われる男性である。中年夫婦の奥さんの方はまあちんより英語が巧いが、他のメンバは余り得意でない様子。パイガウポーカに参加しているのは中年夫婦だけで、他の三人は他のゲイムに参加したり、後ろで見学したり。訊いてみると香港ではなく広東省から来たとのこと。詳しい地名まで言っていたのだが聴取れなかった。(^_^; この二人は例の香港カップルほど陽気ではないが、一般的な中国系ギャンブラ程、鉄火な勝負をする訳でもない。かなり長い時間同席していた訳だが、終始フレンドリに遊ぶことができた。一度まあちんがストレイトフラッシュ(ジョーカ入り)を引いた時は、一緒になって喜んでくれたし。(まぁエンビボウナスが入ったからかも知れないけど (^_^;)この時は、手を開いた時に思わず素頓狂な声で「I did it!」と叫んでしまった。テイブルの皆が手を覗込みに来た位。いやはや我乍らはしゃぎ過ぎである。ただ、サイドベットは取った($25_)ものの勝負自体はプッシュ。ロウハンドが J ハイではねぇ......それに、冷静に考えてみると、別にまあちんが何かやった訳ではなく、マシンの配ったカードを開いただけなので、この言回しは間違っている。(^_^; 何か今日は苦笑のフェイスマークをやたら使ってますね。(^_^;

 夕方になって(昼食も食べずにひたすら遊んでました、はい)コンプの交渉に行くことにする。今回はなかなか波が掴めずに、平均ベットが $25_ から殆ど出ていないので、ミールコンプかカジノレイト程度だろうと予想。パリスはカジノホストのオフィスが何処だか判らないので、取敢ずクラブパリスのブースに行ってみることにする。(カジノホストのオフィスはキャバレとギャラリの間辺りに有ったが、結局そこには行かずじまい)訊いてみると、現在の処、ディナータイムのバフェ×2 に相当するコンプが出せるとのこと。ここでも最終結論は明朝(みんちょうではなくみょうちょう -- 皆判ってるって)である。早速、今日の夕食はバフェということにする。バフェの前まで行ってコンプチケットを貰って来れば並ばないで済んだかも知れないことに気付くが、大した列ではないし戻るのも面倒なのでそのまま並ぶことにする。どうもこの辺がコンプ初心者(何しろキャッシュバック以外で何か貰ったのは今回が初めてなんですよ)である。夕食は朝より品数が増えて、蟹などの高価な料理の比率が上っているが、蟹に興味の無いまあちんとしては、朝の方がコストパフォーマンスが良いような気がする。あ、でもシュリンプカクテルは美味しく頂きました。

 食後バリーズに戻って、ちょっと気分を変えようとクラップスを始めたのがつまずきの始まりだった。パスライン、カム、フルオッズのいつものシステムで、$200_ を元手に始めたのだが、カムが散らばって、最初の $200_ でオッズをカバーしきれなくなり、$100_ 追加した処でセブンアウト。最悪のパタンである。この後、「兵力の逐次投入 -> 各個撃破」と云うガダルカナルの日本軍のパタンで何の勝負所も作れず、あっという間に $500_ が溶けた。結局、一昨日も書いたように「クラップスに $200_ 投入して駄目な時はいくら突っ込んでも駄目」と云うジンクスを実証してしまった。海より深く反省。「自分の負けがコントロールできない人間はギャンブルには向いていない」これに尽きる。

 反省の結果、パイガウポーカに戻って地道に勝負することにする。ぉぃぉぃ。夜半過ぎまでプレイしていくらか戻すが、まぁ焼石に水って処ですか?パリスの部屋に戻り、気分転換にシアトルで買ったゲイム(戦略級シミュレイション風ロールプレイング)を iBook にインストールして遊んでみる。なかなか面白く、ハマる。バスを使った後、メラトニン 3mg。今日はこれが無いと寝付けそうもない。目覚しは掛けず。

 

--- BEGIN part 6 ---

 昨夜寝る時は、C/O に間に合えばよいと思って居たのだが、やはり 08:00 前には目が覚める。結局、今回の旅行で目覚し時計で目を覚ましたのは、サンフランシスコからシアトルに移動した日だけだった。(SFO に 07:00 ってのは結構辛かったなぁ)
 バフェで朝食。食べ終ってからクレープを食べ損なったことに気付いたが、まぁ良しとしましょう。C/O タイム(11:00)までは暫く時間が有るので部屋に戻って一休み。荷物の再編成等するが、いつの間にか増えたお土産類で、思ったより空きが少ない。ボストンではあんまり買物出来んなぁ。ボストン美術館のミュージアムショップは結構面白いものが多いんだけど......
 10:00 前、荷物を車に積込んで、クラブパリスのブースへ。結局、一ランク上ってワンナイトコンプが貰えるとのこと。そういうことなら昨夜はバフェでなくカフェかどこかで倹約すれば良かったかな? (^_^) LVH と違って紙の類を何もくれないので、今すぐチェックアウトして構わないかと訊いたら、10 分程待ってくれと云うことで、15 分程してからレセプションへ。渡されたビルには二日分のルームチャージが書かれている。「カジノの係の人はワンナイトコンプ云うてはったんやけど」と言うと、窓口嬢は「ちょっと待っとくんなはれ」と電話を掛けている。暫くして「えろう済んまへん、あんさんの言わはる通りですわ」とビルを破って打直したものを見せてくれた。ルームチャージとその税金が消えているが、ルームアップグレイドフィーの分はそのままである。一応確認したが、この分は対象外とのこと。「おおきに、えらい済んませんでしたな」とお礼を言ってビルを受取る。
 LVH と比べるとパリスは物価が高い。例えばランドリフィーはほぼ 1.5 倍である。まぁ比べても仕方がないがシアトルのトラベロッジのランドリフィーは LVH の六掛位。尤もルームチャージはパリスより高価かったが......そんなことも有って、ランドリサービス等は使わなかったので、請求されたのは一晩のルームチャージ、二晩のアップグレイドフィーそれから朝二回、夜一回のバフェで、〆て $170_ 弱。予約時に $75_ ばかりチャージされているので、実際の支払は $90_ ちょっとである。
 さて、フライトは日付が変わって 5/5 の 01:30 なので、これからの長い一日を放浪生活することになる。移動にナイトフライトを使うのはコンチネンタル航空を主に使っていた時に覚えた技である。CO の帰国便は IAH を午前中に出発するので、ヒューストンに一泊しない限り深夜便でラスベガスを発つことになる。最初は抵抗が有ったがやってみると、ホテル代は一晩分浮くし、最終日の時間は有効に使えるしで、病み付きになってしまった。
 99 年頃は、CO の格安券の条件は緩くて、
 NRT-(EWR)-BOS-(EWR)-DCA-(CLE)-LAS-(IAH)-SFO-(IAH)-NRT
なんて行程が作れた。一回の旅行で 20,000ml 以上ってのはかなり美味しい。その後、条件が厳しくなったが、それでも今年の一月には
 NRT-(EWR)-BOS X EWR-SFO-(IAH)-LAS-(IAH)-NRT
と云う旅程で 18,000ml 以上加算できた。この時はナイトフライトとアムトラックの寝台車をフル活用して、9 泊 14 日と云う日程だったっけ。現在は、西海岸は一箇所のみしか滞在できないルールになってしまったのでこんなことは出来ない。しかし純粋にマイレッジを貯めるという観点で言えば、ワールドパークスとワンパスのメンバにとって、ラスベガス単純往復にCO を使うというのは依然として魅力的な選択であることは間違いない。何しろ NW で普通に旅行すると 11,000ml 強だが、CO なら 16,000ml 弱にもなるのだから。航空券価格から計算するとマイル当りの単価は¥1 以上になるので、¥5,000 以上の価値がある訳。それに、CO で年に二回ラスベガスに来ればシルバエリートになれますよ。なんて他人様には奨めておいて、今回、まあちん自身は NW で旅行してるんですが......

 話が逸れた。取敢ず時間はたっぷり有るので、スロットカードを持っているカジノを回って顔繋ぎ(ポイントの有効期限の延長とも言う)をすることにする。但し、ジーンのゴールドストライクは遠いのでパス。取敢ず手近のフラミンゴへ。スロットを $50_。適当に遊べるが、結局やられた。パイガウポーカを一時間ばかり。ここのルールはバリーズのと微妙な処が違っている。サイドベットの倍率や、2 ペアとストレイトが両方有る時のハウスウェイ等など。今回プレイした各カジノのパイガウポーカの特徴はと云うと、まず、LVH はシャッフルマシンのみを使い、ディールの順番はダイスを三つ振って決める古来の(?)やり方。まあちんはこれが好きである。フラミンゴでは親の権利は七人全員(人の着いていない席を含む)に順番に回る為、七回に一回しか回って来ない。前にも書いたがバリーズでは或る強さ以上の手で勝つとスクラッチカードが貰える。(但しこれは期間限定らしい)マンダレイベイはサイドベットが無く純粋なパイガウポーカである。
 フラミンゴのパイガウポーカはほぼ収支トントン。パリスで車をピックアップして大好きなマンダレイベイに向う。ここではクラップスでヒーローに成れた。テーブルに入り少しずつじり貧になって来た時、シュータが回って来る。ここで結構長いことシリーズを続けることが出来た。段々乗ってきて、普段余り賭けない(賭けても $1_ 宛位が精々)ハードウェイなども $5_ ずつ賭けてしかも当ててしまう。スティックパースンに緑色のチップを投げて「All hard-ways, nickel each!」なんて叫ぶのは快感である。反対のサイドにいる黒人に「Come on thirty-three!(3 のゾロ目 -- hard6 のこと)」なんてリクエストされ、その通り出して見せて「I did it!!」なんてアピールしたりして......結局、このシリーズだけで $300_ 近く取ることが出来た。バリーズの敵をマンダレイベイで討った訳か。周り中から「Good job!」と声を掛けて貰って、やっぱりクラップスは止められない。
 こういう時はヒットエンドランに決めている。トラムでエクスカリバに出て、歩いて M&M's へお土産を買いに行く。お目当ては 1F の奥、エセル M の量り売りアソートチョコレートである。今回は大箱を二つ作って貰うことにする。ぎっしり詰めると大体一箱 1.5lb.位で、$30_ ちょっとになる。以前は壁の抽斗に入っているチョコレートを出して貰うシステムだったが、最近はガラスのショウケイスを指差して選ぶようになった。
 マンダレイベイのパーキングに戻って、車のトランクにチョコレートを仕舞う。夕方になって、さしもの気温も少し下がって来たので、大丈夫だろう。カジノへ戻って少しスロット(Wheel of Fortune)を回すが、余り調子が良くない。そこそこスピンは出るが、小さいのばかり。暫く遊ばせて貰ったが、$200_ やられた。クラップスで気が大きくなっているので、意識して引締めて行かないと......

 今回の旅行の締めは、LVH でパイガウポーカをすることにしよう。車で LVH へ。例の香港人カップルは居ないようだ。もう C/O したのかな。終始ややプラスで推移する内にそろそろ時間だ。ディーラに「Okay, It'stime to say Good-by.」と言って笑いを取る。ストリップを戻ってマンダレイベイの前で U-ターン。エクスカリバ前のいつものガスステイションで給油。そうそう、「ヘリウムは気体ステイションに作用する」って話知ってます?自動翻訳機が出たての頃に「He works at gas station.」てぇ文章を掛けたら、そういう日本語になったそうな。英検二級程度のジョーク。(^_^)
 ガスステイションの事務所の ampm に行って「二番のポンプお願いします」と言い乍ら $20_ を渡すと「92 は切れてるから、86 か 78 にして(数字は違ったかも)」と言われる。「ハイオクは入ってないよ」って意味だと判るまでちょっと時間が掛った。好いんです、どうせ一番安価いのを入れるんだから。TV のニュースでガソリン価格が高騰してるって話をやってたけど、ガロン当り $1.77 とかそんな値段。日本の半分位か知らん。約 6 ガロン入れて $10_ とちょっと。精算するついでに飲み水を買う。
 トロピカナアベニューから空港へ。ダラーはピックアップする時に登録したクレジットカードにチャージする場合は、リターンの時することは殆ど無い。トランクから荷物を出してアテンダントにキーを渡して紙を貰って終了。サインさえ必要ない。こんなに簡単で良いんだろうかと思う程。シャトルバスでターミナルへ。今回は新しいターミナル D である。バゲッジを C/I して貰った MSP 迄の搭乗券はファーストクラス。やった、この旅行初のアップグレイド。一応規定では IT 運賃の場合はアップグレイド無しってことになっているんだけどね。MSP-BOS はエコノミーだけど、ミネアポリスのカウンタで訊いてみるように言われた。(結局こちらもアップグレイドして貰った。どうやらこちらは最後の席だったらしい)
 売店で買物をする。「How are you!」とお決りの挨拶には「Not so fine.」怪訝な顔をされたので、「I've been beaten so hardly on the table.」と言ったら同情してくれた。/(^_^;
 トラムに乗ってターミナルへ。降りた処に、子供が書いたと思われる各目的地のタイル画がある。東京は例によって (^_^) 鳥居、富士山、新幹線、高層ビル等などで、漢字に似た難しい文字が書かれている。因にミネアポリスは広い公園の向う側に普通の町が見えている絵、ラスベガスはエクスカリバとラクサと思われる絵が描かれている。

 ほぼ定刻に搭乗開始。ファーストクラスはガラガラで丁度半分しか乗客がいない。二人掛に一人ずつ座っている。窓の外にはラスベガスの夜景。金色のマンダレイベイ、緑色の MGM、ラクサのサーチライト、パリスのエッフェル塔、ベニシアンの時計台、ストラタスフィアのタワー。近いうちにきっとまた......01:42 T/O。

 

鳴謝: 前田さん夫妻
ラスベガス雨男のまあちんが雨に降られずに済んだのは、お二人の御陰に違い有りません

特別鳴謝: まさしさん
まさしさんに煽てて頂かなかったらきっと原稿の途中で挫折していたことでしょう 多謝

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