アメリカ旅行イメージアンケート集計結果の詳細(2)

今年5月に関空で開催されたイベント「関空旅博」のアメリカ旅行協会ブースで実施いたしました
「アメリカ旅行イメージアンケート」の集計結果詳細の続きです。

「アメリカで、いま、一番行ってみたい都市」についてお伺いした項目では、
30.7%、つまり3割以上の方が「ニューヨーク」というお答えでした。
性別でみると、男性の27.8%、女性の32.7%と、若干女性の方が高めの割合になっています。
「ミュージカルが観たい」「自由の女神が見たい」というお答えもありましたが、
「あこがれ」や「世界の中心だから」というような抽象的な理由の方も多く、
都市の持つイメージが旅行魅力となっている典型例と言えるかもしれません。

次に多かった回答は「ハワイ」です。
「ホノルル」や「ハワイ島」などもこちらに含んで集計していますが、
69名、全体の12.6%の方がお答えになっています。
「のんびりしたい」という理由の方が目立ちました。
ブースでお話しさせていただいた方の中には「ハワイやグアムもアメリカに入りますか?」
と言われる方もいらっしゃいましたが、もちろん、紛れもなくアメリカです!

3番目に多かったのは「ラスベガス」です。
62名(11.3%)の方がお答えになりました。
2位のハワイとは僅差で、男女ともに幅広い人気を集めました。
「楽しそう」という理由の方がとても多く、
こちらもニューヨークと同様、街の持つイメージがそのまま旅行魅力となっています。
「カジノで遊びたい」「ショーを観たい」という方も多くいらっしゃいました。

4番目は「ロサンゼルス」で、57名(10.4%)でした。
「アナハイム」との回答もこちらに含んでいますが、
やはり女性の方が割合が高めになっています。
男性は「有名だから」「都会だから」という漠然とした理由が目立ちました。
他にも「カリフォルニア」と回答された方(13名)の中に、
ロサンゼルスも含まれる方もいらっしゃると思いますが、
集計上は別カウントとさせていただいています。

5位の「フロリダ」は、理由に「ディズニーワールド」を挙げられる方が圧倒的でしたが、
「マイアミ」と書かれた方も多く、「南国が好きなので」「陽気な人を見てみたい」など、
具体的な観光名所の名称などではなく、街のもつ雰囲気が旅行魅力に繋がっていると言えます。

アメリカに限ったことではないかもしれませんが、
旅行で「行きたい」と思う場所は、その土地ならではの明確な理由もさることながら、
街が持つ「イメージ」も非常に重要だと改めて感じる結果となりました。

(つづきます)

2017年7月25日 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : アメリカ行こうよ!

アメリカ旅行イメージアンケート集計結果の詳細(1)

アメリカ旅行協会では、2017年5月27日・28日に関西国際空港で開催されました
イベント「関空旅博」の会場内「アメリカ旅行協会」のブースにて、
「アメリカ旅行イメージアンケート」を実施いたしました。
おかげさまで二日間で547名という沢山の方にご回答いただきました。
アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました!
アンケート結果についてはこちらでご紹介しているところですが、
以下、クロス集計やアンケート回答者からお聞きしたお話しなども踏まえ、
少し踏み込んだ形で詳しくご紹介させていただきます。

まず、547名の方のうち、
アメリカ旅行経験(ハワイ・グアムを含む)がある方は72.2%でした。
無作為抽出のアンケートではなく、旅行に関するイベント会場で、
しかも「アメリカ旅行協会」のブースに立ち寄ってくださった方ですので、
高めの割合が出ているとは思います。

547名の年齢区分・性別ごとにアメリカ旅行経験の有無を見てみると、
10代男性    7人(うち、アメリカ旅行経験有 42.3%)
20代男性   24人(アメリカ旅行経験有 58.3%)
30代男性   41人(アメリカ旅行経験有 53.7%)
40代男性   56人(アメリカ旅行経験有 69.6%)
50代男性   35人(アメリカ旅行経験有 85.7%)
60台男性   37人(アメリカ旅行経験有 78.4%)
70歳以上男性 12人(アメリカ旅行経験有 66.7%)

10代女性   10人(アメリカ旅行経験有 20.0%)
20代女性   46人(アメリカ旅行経験有 65.2%)
30代女性   86人(アメリカ旅行経験有 73.3%)
40代女性   84人(アメリカ旅行経験有 85.7%)
50代女性   70人(アメリカ旅行経験有 82.9%)
60台女性   26人(アメリカ旅行経験有 76.9%)
70歳以上女性 10人(アメリカ旅行経験有 50.0%)
となっています。

40代女性と、50代は男女ともに「アメリカ旅行経験有」の方の割合が高いです。
そして、年齢が若い方ほど割合が低めの傾向となっています。
少し特徴的なのは、20代・30代の男女差です。
いずれも10%前後、女性の方が高い割合となっています。

次に、アメリカ旅行経験が「有る」方のうち、
「1回だけ」という方は22.8%。
逆に言えば、7割以上の方は、複数回のアメリカ旅行経験があることになります。
好きになった都市にリピートしているという方も多くいらっしゃいますし、
毎回異なる都市を訪れるという方もいらっしゃいます。
あくまでもイメージですが、「アメリカ」という「国」を単位として捉えた時、
ヨーロッパの国々などと比べると「複数回行ったことがある」という方の割合は
かなり高いのではないかと思います。
大自然と大都会が共存し、最先端からノスタルジーまで様々な旅行魅力を持ち、
またハワイやグアムなど「身近なアメリカ」があることも要因かもしれません。

(つづきます)

2017年6月15日 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : アメリカ行こうよ!

アルファベットの略語

アメリカ旅行中、「英単語ではなさそうだけど、どんな意味だろう?」
と思われる略語を見かけたことがある方も多いと思います。
アルファベットの頭文字を使った略語で、
「ASAP」(as soon as possible)や
「TGIF」(Thanks God It’s Friday)のようにとても有名で、
ほとんど単語のように使われているものもあります。
読み方としては、アルファベットを一つずつ読み上げる感じです。
表記はほとんどの場合、すべて大文字になります。

日本でも特に若者から新たな略語が生まれたり流行ったりしますが、
アメリカでも同様のようです。
特に旅行中に知っていると便利かもしれないものを中心に
少しご紹介させていただきます。

・BOGO
これは「Buy One Get One ~~~」の略で、
「一つ買うと、もう一つ ~~~」という意味です。
典型的なものとしては
「BOGO Free」(一つ買うともう一つ無料)
「BOGO 50%off」(一つ買うと、次の一つが半額に)
といった感じです。

・AYCE
これは「All You Can Eat」の略で、
いわゆる「食べ放題」ですが、比較的最近よく見かけるようになりました。
ホテルなどのビュッフェレストランだけでなく、
ここ数年アメリカのお寿司屋さんでは食べ放題が増えていて、
メニューにこのように表記されています。

・24/7
アルファベットではありませんが、特にラスベガスでは、
かなり前からとてもよく見かける表示です。
数字が表しているのは「24時間/7日間」で、
定休日無し(年中無休)の24時間営業という意味になります。
完全に365日間無休で営業しているところもありますが、
この表記でも「クリスマスや元旦はお休み」という所もあります。

・W/O
単語「without」の略で、
レストランのメニューなどで目にすることがあります。
「~抜きで」とか「~なしで」という意味になります。

覚えておくとアメリカ旅行中に役立つことがあるかもしれませんね。

2016年11月17日 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : アメリカ行こうよ!

アメリカとフリーマーケット

アメリカではフリーマーケット(スワップミート)がたいへん盛んです。
週末になると至る所で催され、アメリカの文化として根付いています。
中でもカリフォルニア州ロサンゼルス近郊の「パサディナ」にある
ローズボウルで毎月第2日曜日に行われるフリーマーケットは、
出店数2500、来場者2万人以上という全米最大級の規模を誇ります。
旅行ガイドブックでも紹介されるなど、観光目的で日本から訪れる方の中にも、
「この日にあわせて旅行を計画する」という方も少なくありません。

フリーマーケットの醍醐味は、
「掘り出し物を見つけることの楽しさ」はもちろんですが、
「出店者とのコミュニケーション」も、楽しさの要素の一つだと思います。
一般の小売店と異なり、売られている品物の由来など、
詳しい解説を聞けることや価格交渉が行えることなども、
単なる買い物ではない魅力と言えるのではないでしょうか。

アメリカ旅行協会では、
9月25日と10月2日、2週連続で東京でのフリーマーケットイベントに
試行的に出店させていただきました。
ブースにはアメリカならではの雑貨類などを並べ、
お立ち寄りいただいた方々と楽しくアメリカのお話をさせていただきました。
次回の出店予定はまだ決まっておりませんが、
今後も機会を捉えて出店させていただき、
ご来場の方に少しでもアメリカを感じていただけると良いなと考えております。
出店の際には「イベント」のページにてご案内させていただきます。
開催会場のお近くの方はぜひアメリカ旅行協会のブースにお立ち寄りいただきまして、
皆様とアメリカのお話しができましたらうれしいです!

2016年10月2日 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : アメリカ行こうよ!

祝!アメリカ国立公園局100周年!

アメリカが世界に先駆けて築いてきたものはたくさんあります。
その中でも「アメリカ人が思いついた最高の制度」とも言われるのが、
アメリカ合衆国における「国立公園制度」です。

1872年、イエローストーンが世界で初めての国立公園となり、
1890年には、アメリカでは歴史上の人物とされる「ジョン・ミューア」の
自然保護活動が実を結び、ヨセミテが国立公園となりました。
このあたりから「自然は国民が守るもの」という意識が高まっていきました。
そして1916年8月25日に、連邦政府の下、国立公園局が設置され、
以降すべての国立公園はアメリカ合衆国政府が管理することになりました。

アメリカ国立公園局が設立されてからちょうど100年。
今年アメリカでは100周年を祝う様々な催しやキャンペーンが行われていますが、
オバマ大統領は6月にヨセミテ国立公園で、こう仰られたそうです。
「この絶景はiPadやテレビはもちろん、油絵でさえ捉えることができない。
ここに来て、直接感じ取るしかないのだ」

年間3億人以上の人々が世界中から訪れる、アメリカの国立公園。
日本でも写真や映像を目にする機会は多いかもしれません。
それだけでも十分に「行ってみたいな」と思えるほど魅力的です。
でもやはり、実際に行ってみて、空気を感じながら、
自分の目でしっかりと味わってみたいものですね。

2016年8月30日 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : アメリカ行こうよ!

独立記念日

7月4日は、アメリカの独立記念日です。
この日は毎年、全米各地で派手な花火が打ち上げられたり、
ホットドッグ早食い大会などイベントが開催されたり、
国中がお祝い・お祭りムードに包まれます。
あえてこの時期に合わせて訪米し、
パレードや花火の見学を楽しむ方もいらっしゃることと思います。
また、ウォルマートなどのスーパーマーケット、99セントショップ、
日用雑貨品店などでも独立記念日特設コーナーが設けられ、
様々なタイプの星条旗グッズなどが並べられます。
ショッピングモールなどでは大規模なバーゲンセールも行われます。
愛国心を経済活動に上手にリンクさせていると言えるかもしれませんね。

一方日本では、建国記念の日に特別なイベントが実施されるとか、
建国記念グッズが売られるということは、あまり見かけません。
もっとも日本の建国記念の日(2月11日)は、紀元前の神話をもとにされており、
アメリカのように、トーマス・ジェファーソン、ジョン・アダムズ、
ベンジャミン・フランクリンといった歴史上の人物たちが
ドラマチックにしたためた独立宣言書が公布されたことと比べると、
さほど身近に感じられないということも一因にあるかもしれません。

昨今、日本では全国至る所でインバウンドの推進が図られるようになり、
その効果もあって近年は毎年訪日外国人旅行者数が増加しています。
今後は訪日外国人のリピート率も上がるとともに、
旅行に期待する趣向もどんどん多様化していくことでしょう。
これからまさに観光立国、観光先進国を目指そうという我が国にとって、
アメリカの取り組みは、参考になる点が多いように思います。
旅行者だけに向けた特別なサービスではなく、
自国民たちが祝い・楽しむことだって、実は旅行魅力になる、
独立記念日は、そんな一例ではないかと思います。

2016年7月4日 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : アメリカ行こうよ!

アメリカ旅行の多様な魅力

「アメリカ」という国名を聞いた時、頭に思い描くイメージとしては、
”星条旗”や”自由の女神”など、物や形を思い浮かべる方も多いでしょう。
もしかしたらオバマ大統領や、ハリウッド俳優など、
特定の人物をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんね。
観たことのある映画やテレビドラマのシーンを思い描く方もいらっしゃるでしょう。
”大きい”、”明るい”、”自由”のような、漠然とした印象もあるかもしれません。

「アメリカ旅行」という言葉から思い浮かべるイメージは、
おそらく、もっと千差万別ではないでしょうか。
ニューヨークの摩天楼やタイムズスクエアに代表されるような大都会、
グランドキャニオンやモニュメントバレーなど大自然の風景、
はてしなく続く広大な農場や真っ直ぐに伸びるハイウェイ、
ハワイや西海岸のビーチリゾート、テーマパークやスポーツなど、
旅行会社の「アメリカ」というツアーパンフレットの表紙で使われている写真も、
実に多種多様。人それぞれ抱くイメージが異なる国、というのも珍しいと思います。

旅行先を決める際、複数の目的・魅力があるというのは大きなポイントになります。
アメリカが古くから「観光立国」と言われる所以で、日本も見習いたいところですね。
街ごとに個性があり、訪れる人それぞれに様々な楽しみ方があるのが、アメリカです。

そして、見たいものや体験したい事柄に加え、
旅行中の楽しみとして欠かすことのできない「食べ物」の魅力も、
アメリカらしいものがたくさんあります。
ステーキ、ハンバーガー、ホットドッグなどの「ザ・アメリカン」に加え、
近年はパンケーキやポップコーンなどアメリカ生まれのお店が
続々と日本に進出して人気となっていることからも、
「本場のアメリカで食べてみたい」というものも増えているのではないでしょうか。

「〇〇も見たいけど、××にも行きたい。
そして△△も□□も食べたいのに、日数が足りない!どうしよう!困った!」

魅力が多いからこその、そんな幸せな悩み。
アメリカ旅行の醍醐味ですね。

2016年4月17日 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : アメリカ行こうよ!

アメリカ直行便の魅力

海外旅行の際、日本の空港から目的地の空港まで、
直行便があることが望ましいですよね。
乗継便と比べ時間の短縮になることはもちろん、
乗り継ぎの際の煩わしさがないことは大きなメリットです。
また、乗る便が増えれば増えるほど遅延や欠航、
ロストバゲージなどの可能性も増えるわけで、
想定している旅程通りにいかなくなる危険性が高まります。

日本からアメリカ本土への便の種類は、
西海岸をはじめ、中西部や北部、東海岸も含め、実は意外に多いです。
・シアトル
・ポートランド
・サンフランシスコ
・サンノゼ
・ロサンゼルス
・サンディエゴ
・デンバー
・ミネアポリス
・シカゴ
・デトロイト
・ダラス
・ヒューストン
・アトランタ
・ワシントンDC
・ボストン
・ニューヨーク(JFK)
・ニューヨーク(ニューアーク)

日本の出発空港は、もちろん成田発が圧倒的に多いものの、
羽田発の便も段々増えてきていますし、最近また、羽田を昼間に発つ米国便の増便が
日系・米系航空会社ともに認めらましたので、ますます便利になることが期待できます。

一方、関西国際空港発や中部国際空港発のアメリカ本土便は、なかなか増えていません。
もちろん羽田や成田への接続便を利用して行くことはできるのですが、
日本の国内線も、遅延や欠航があり得ます。
やはり「直行便」の便利さにはかないません。

日本全国からアメリカへ行きやすくなるためには、各地からアメリカ便が、
せめて本土の入口である西海岸への便ができてくれることが望ましいですね。

2016年2月25日 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : アメリカ行こうよ!

海外旅行にいくべき時

日本からアメリカへの旅行は、短いものでは3泊5日というツアーからありますが、
一般的には1週間前後の旅程の方が多いと思います。
約1週間、日本から離れて旅行するということは、自分の健康状態は勿論、
仕事や家庭の都合など、自分を取り巻く環境のすべてが整った状況であって、
ようやく成立するものだと思います。
実はこれって、人によってはすごく厳しい条件です。

私の知り合いにも、職業柄「海外旅行なんて100%不可能!」と言い切る人もいます。
仮に「頑張ればなんとか休みは取れるかも」と思っていても、
周りの人たちから気持ちよく送り出してもらうには、
日頃の態度や行い、人間関係も大切だったりします。
例えばサラリーマンの方は、職場の方の反応が気になり、
旅行に行くこと(休暇を取ること)を周りにいつ言い出そうかと
タイミングを窺うという方がほとんどだと思います。
でも、もし職場内に毎年のように海外旅行する方がいたら、
実は周りの方も「じゃあ私も」と言い出しやすくなるものです。

「海外旅行は、“行きたい”と思った時が、行くべき時」
というのが私の持論です。
私の身内でも、「もう一度ラスベガスに行きたい」と思っていながらも
年齢を重ねたことによる体力の低下により、
残念なことに行けなくなってしまった人が何人かいます。
その人たちと一緒にラスベガスに行ったこともありますが、
会うたびに楽しかった思い出話が尽きず、
「なんとかもう一度連れて行ってあげたかった」と思ったりもします。
そんなこともあって、
「行きたいと思っていて、頑張れば行けるのであれば、多少無理をしても行くべき!」と、
声を大にして言いたいです。

私は年に1回行けるかどうかですが、それでも、
「よくそんなお金があるね」と言われたりもします。
たしかに30年ほど前には、海外旅行と言えばかなり高嶺の花的なイベントでしたので、
金銭的にもかなりの覚悟(出費)が要ることだったでしょう。
しかし最近では、例えばラスベガス3泊5日のツアーなら、
東京⇔福岡間の新幹線2往復分ぐらいで行けちゃったりします。
金銭的な負担の大きさとしては昔ほどではありません。
ここでもやはり、「日頃の生活を節約して頑張れば行けるなら、行きましょう!」
と言いたいところです。
海外旅行ができる、または現実的に海外旅行しようと考えられる、ということは、
自分を取り巻く環境が、ある程度恵まれているのだと思います。
限られた人生の時間において、海外旅行ができるほどの恵まれた環境にあるというのは、
実はそれほど長い期間ではないかもしれません。

今も昔も、人それぞれに大きな覚悟を持って臨むのが、海外旅行です。
「また行こう」と思っていても、次の機会が必ず訪れるという保証は誰にもありません。
だからこそ、海外旅行について少しでも現実的に考えられる時には、
そのチャンスを逃す手はありません。
そして行けることになったのなら、可能な限り下調べと準備をして、
行きたい場所、やりたい事、見たい物、食べたい物など、
できるだけ妥協することなく、
一回一回の旅行を充実したものにしたいですね。

2016年1月24日 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : アメリカ行こうよ!

アメリカ旅行のススメ

海外渡航が自由化されて50年。
現代は、誰もが気軽に外国に行くことができます。50年前を知る方にとっては羨ましいことこの上ない状況だと思います。ところが近年、若者を中心に「海外旅行離れ」が進んでいます。インターネットで外国の情報や映像に触れることが容易になり、特別感が薄れていると言えるかもしれません。また、長期の休暇が取りづらい社会環境になっていることも一因かもしれません。近場のアジア諸国への旅行者はそれほど目立った減少ではないものの、アメリカをはじめ、どうしても「長い旅程となる国」への渡航者は減少傾向が著しいようです。

しかし、私たちが「憧れの旅行先」としてイメージする外国は、やはりハワイを含め「アメリカ」であるという方が多いのではないでしょうか。食べ物やファッションなど、日本の生活習慣にも当たり前にアメリカの物が取り入れられて久しいですが、ハリウッド映画やテレビドラマなどの映像で触れるアメリカは、いつの時代も私たちをワクワクさせてくれるものです。
ニューヨークやロサンゼルスのような大都会、グランドキャニオンをはじめとする大自然はもちろん、無数にあるリゾート地やディズニーランドなどのテーマパークも大きな観光魅力です。また、街や施設といったハード面の観光資源だけでなく、エンターテイメント、グルメ、スポーツや音楽といったものも大きな魅力となっています。またそれらが、地域によって異なる特性を持つという点も、アメリカの魅力の多様性、重層性に繋がっています。

こちらのコラムでは、私たちにとって最も身近でありながら遠い外国であるアメリカについて、様々な角度からその魅力をご紹介していきたいと思います。
お読みくださる方々にとって、少しでもアメリカ旅行への関心を強めていただくきっかけになりましたら幸いです。